スティーヴ・マックイーンがドン・シーゲル監督と組んだ戦争アクション。成功が難しい任務を課せられた分隊の過酷な戦闘を描く。
ストーリー:1944年、第二次大戦末期のドイツ。アメリカ軍は、ドイツ軍のジークフリート要塞線に小隊を配置。この部隊にはかつて勲章を授与さられながら、泥酔による暴行が原因で降格したリース(スティーブ・マックイーン)がいた。小隊の任務は、後続部隊到着までドイツ軍をこの場所に釘付けにすること。だが、小隊は数で完全に圧倒されていた。その事実を敵に悟られぬよう小隊が大部隊であるかのように偽装していたが、やがて陣容が敵に把握されてしまう・・・。
出演:スティーブ・マックイーン、ボビー・ダーリン、ハリー・ガーディノ、ジェームズ・コバーン、マイク・ケリン、ニック・アダムス、ボブ・ニューハート、ジョセフ・フーヴァー、ビル・マリキン、L・Q・ジョーンズ
★★★★★ 元々はBムービー扱いですが!
個人的にはWW2物一番の戦争映画です。元々Bムービー扱いで内容もAクラスとは言えないかも知れませんが、主演のスティーブ・マックイーンことリースは、酒にだらしなく、曹長より格下げされた愛想のない男。しかし一旦戦闘になると短機関銃グリースガンをガンガン撃ちまくり、素早い動き…最後は自殺同然のラストで暗めの感じですが、マックイーンのアクションが素晴らしく、全く嫌な印象を残しません。マックイーンはアクションとは別に、内面の演技も要求される難しい役どころを好演しています。絶対お勧めの一本です!
★★★★☆ 戦場、そこはヒーローたちの地獄
モノクロ戦争映画。砲撃シーンは敵味方とも実写を使用しているようだ。スティーブ・マックィーンが主役。ジェームズ・コバーンは脇役。軍の規律とは別に、勝つために自ら決断して行動する男。上手くいけば結果オーライだが、失敗して仲間を失う。それでも己の信条を戦場で貫く。そこはヒーローたちの地獄なのだ。音楽が非常にいい。映像にマッチしているし、オーケストレーションが素晴らしく、締まっている。
作品の詳細
作品名:突撃隊 |
原作名:Hell is for Heroes |
監督:ドン・シーゲル |
脚本:ロバート・ピロッシュ |
公開:アメリカ 1962年6月26日、日本 1962年8月29日 |
上映時間:90分 |
制作国:アメリカ |
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