戦争映画

特攻大作戦

ならず者たちで結成された米軍特殊部隊が、鉄壁の防御を誇る独軍を奇襲する。『ヴェラクルス』のロバート・アルドリッチ監督作

ストーリー:軍律違反が多いため、上官から睨まれることの多い連合軍のライズマン少佐(リー・マーヴィン)。そんな彼に、ノルマンディー上陸作戦を目前にして、ある任務が言い渡される。それは極秘の特攻作戦の要員を短期間に鍛え上げ、上陸作戦前夜にドイツ占領下のパリに潜入してドイツ軍の要人を暗殺するという破壊工作の任務だった。そしてその任務のために選ばれたのは、いずれも軍刑務所に服役している12人の凶悪犯たちだった・・・。

出演:リー・マーヴィン、アーネスト・ボーグナイン、チャールズ・ブロンソン、ジム・ブラウン、ジョン・カサヴェテス、リチャード・ジャッケル、ジョージ・ケネディ、トリニ・ロペス、ラルフ・ミーカー、ロバート・ライアン、ドナルド・サザーランド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 戦争映画の醍醐味

それにしても、よくこれだけの渋い役者を揃えたなあと思います。リー・マーヴィンの上官役に、アーネスト・ボーグナイン、ロバート・ライアン、ロバート・ウェバー。贅沢な布陣です。中盤の訓練シーンが特に好きですね。囚人軍団がエリート軍人組に見事泡を吹かす。一匹狼のマーヴィンに同情的な士官を演じるのがジョージ・ケネディで、この人が何とも良い味を出しているから大好きです。ゲームのように展開される戦争映画ですが、最後まで反骨精神が貫かれているのは、さすがアルドリッチ監督です。

★★★★☆ 熱い!カッコいい!

名優ぞろい!濃厚な「男の香り」が顔面からあふれでているヤツらばかり!ブロンソンの映画が見たくてのセレクトだったが、好みの特濃男顔がザクザク収穫できて非常に満足。それだけでワクワクが止まらないが、さらに男汁がしたたる理想的シナリオでグイグイ惹き込む牽引力がハンパない!戦争活劇の熱い部分もしっかり見れるし、男たちがワイワイ楽しそうに力の競合いを繰り広げる部分もとても楽しい。ヒゲ剃りを拒否して「お前らを1ダースの汚いヤツらと呼ぶ」(しかしこの訳はつまらん)と宣言されてからノリにドライブがかかって上り調子になっていくあたり、ワクワクする。女性も出てくるが、あくまで添え物で、「きれいどころ」の図が妙にリアルかつ笑うところでっせ感があって好きだった。どの俳優さんも達者で掛け合いが非常に楽しいのだが、ラスト近くの表情合戦的カット割りのなかで、ブロンソンだけ非常に静かな顔をしていて印象的だった。このブロンソンはクールでカッコよかった。

作品の詳細

作品名:特攻大作戦
原作名:The Dirty Dozen
監督:ロバート・アルドリッチ
脚本:ナナリー・ジョンソン
公開:アメリカ 1967年6月15日、日本 1967年10月6日
上映時間:150分
制作国:アメリカ
製作費:540万ドル
興行収入:4500万ドル
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