西部劇映画

キャット・ダンシング

広大なワイオミングを舞台に列車強盗団のリーダーが強盗に巻き込まれた人妻との恋愛そして、亡きインディアンの妻との間に生まれた息子を探す姿を描く

ストーリー:キャサリン(サラ・マイルズ)は、夫ウィラード(ジョージ・ハミルトン)に愛想がつき、別れる決心がつき馬で家を出る。駅まで馬で行き、鉄道で故郷に帰るつもりだったが、列車強盗事件に巻き込まれてしまう。強盗団のリーダーは、退役した大尉ジェイ(バート・レイノルズ)、ドーズ(ジャック・ウォーデン)ら4人組だった。ジェイは、10年前に最愛のインディアン妻「キャット・ダンシング」に暴行した男を射殺し、その時に誤解して妻をも殺してしまったのだった。出獄した今も、最愛の妻への思いは消えなかった。列車強盗は、妻のインディアン族に育てられている2人の子どもを引きとる資金のためだった。ジェイはキャサリンを無理矢理連れ去る。一方、金を奪われた運輸会社の支配人であるハーベイ(リー・J・コッブ)は、ジェイたちの仕業とにらみ、キャサリンを追ってきたウィラードと共に、ジェイを追う・・・。

出演:バート・レイノルズ、ジョージ・ハミルトン、ジャック・ウォーデン、サラ・マイルズ、リー・J・コッブ、ボー・ホプキンス、ロバート・ドナー、サンディ・ケヴィン、ラリー・リトルバード

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ リメイク?

この作品を見て最初は1971年のさらば荒野(個人的には史上最低の西部劇)のリメイクかな?と思いました、それ程ストーリーと登場人物のキャラが酷似しています、さらに、セレブな女性が行きがかりでアウトローに連れ去られそれを追跡隊が追いつめて行くという展開もまったく同じです。ただ違うのは、ラストがさらば荒野のような胸糞が悪くなるような終わり方ではなく、一応ハッピーエンドかな?と言う終わり方になっていてこちらの方がはるかに好感が持てます。さらに言えばロケーションが素晴らしい事です、冬枯れの西部の荒野のもの悲しさが、主人公二人の心の傷や、二人の心と心がゆっくりと寄り添っていく丁寧な描写と相俟って心にしみ入ります。派手さはありませんが、しみじみとしたいい西部劇だと思います。

作品の詳細

作品名:キャット・ダンシング
原作名:The Man Who Loved Cat Dancing
監督:リチャード・C・サラフィアン
脚本:エレノア・ペリー
公開:アメリカ 1973年6月28日、日本 1974年2月23日
上映時間:123分
制作国:アメリカ
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