西部劇映画

天国の門

西部開拓史上にその名を残す“ジョンソン郡戦争”を下敷きに、東欧系移民排斥を強行しようとする家畜業者の暴挙をくい止めるべく立ち上がった保安官の闘いと、この紛争に巻き込まれた人々の人間模様を描く大作西部劇

ストーリー:19世紀末、アメリカの西部一帯では開拓者と東欧からの移民たちとの間でトラブルが絶えなかった。ワイオミングに新保安官として赴任してきたエイブリル(クリス・クリストファーソン)は、そこでハーバード大学時代の学友アーバイン(ジョン・ハート)と喜びの再会を果たすが、その一方で、この地で家畜業者による東欧系移民排斥が進行していることを知り愕然とする。実は、彼らは表向きは牛泥棒根絶と称して移民たちを虐殺しているのだった。エイブリルはこの悪行を阻止するため、数少ない協力者たちと共に立ち上がる。そして彼は、“天国の門”と呼ばれる憩いの場に集まった移民たちに事態の切迫を伝えるが、そんな中、ついに家畜業者に雇われた傭兵たちによる激しい襲撃が開始されるのだった・・・。

出演:クリス・クリストファーソン、ジョン・ハート、イザベル・ユペール、クリストファー・ウォーケン、サム・ウォーターストン、ブラッド・ドゥーリフ、ジェフ・ブリッジス、ミッキー・ローク、ジョゼフ・コットン、ウィレム・デフォー、ジェフリー・ルイス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 繰り返し見ることが最も多い映画

最も好きな映画は何かといえば、世間では不人気の『天国の門』。凝り性のマイケル・チミノ監督によるこの作品は、制作会社の経営危機をもたらせてしまったが、19世紀末に起きたジョンソン郡戦争を題材にしているだけに、アメリカ史の恥部を暴いた影響もあって、この超大作が本国でも不人気だったという。切なく哀愁を帯びた何とも言えぬこの映画のムードは、タイトルに相応しく、何度繰り返し見てもあきることがない。最高傑作だと思う。

作品の詳細

作品名:天国の門
原作名:Heaven’s Gate
監督:マイケル・チミノ
脚本:マイケル・チミノ
公開:アメリカ 1980年11月19日、日本 1981年9月26日
上映時間:149分
制作国:アメリカ
製作費:4400万ドル
興行収入:350万ドル
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