隔絶された屋敷を訪れた家庭教師が目撃した“この世ならざる者”
ストーリー:両親を亡くした幼い兄妹の家庭教師として人里離れた屋敷にやってきたアン(ミシェル・ドッカリー)。彼女はそこで夜な夜な不気味な現象に遭遇する。どこからともなく聞こえるささやき声や女の泣き声。いるはずのない男の姿。やがて彼女は想像を絶する恐怖を目の当たりにする・・・。
出演:ミシェル・ドッカリー、エバ・セイヤー、ジョセフ・リンゼイ、ダン・スティーヴンス、マーク・アンバース、スー・ジョンストン、ニコラ・ウォーカー、ウェンディ・アルビストン
★★★★☆ 原作とは別物だけど
学生時代に読んだ原作とはかなり印象が違いましたが、別物としてみれば、面白いかと思います。文学的な要素は弱まっていますが・・・小説は19世紀のヴィクトリア朝が舞台になっているのに対し、映画は第一次世界大戦後の1920年代半ばに設定されています。著者のヘンリー・ジェームズはフロイトの心理学を先取りしたとされますが、この映画はむしろ、フロイト的心理学から解釈しているかと思います。『ダウントン・アビー』の長女役と夫役の俳優が、患者と精神科医として共演しており、キャストは豪華でした。
作品の詳細
作品名:ねじの回転 |
原作名:The Turn of the Screw |
監督:ティム・ファイウェル |
脚本:サンディ・ウェルチ |
公開:2009年12月30日 |
上映時間:89分 |
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