ホラー

ミスト

人間の《恐ろしさ、愚かさ、脆さ、そして残酷さ》を描いた2時間!

ストーリー:7月19日の夜、メイン州西部の全域が、未曾有の激しい雷雨にみまわれた。嵐に脅える住民たち。だが、その後に襲ってきた“霧”こそが、真の恐怖だったのだ。その霧は街を覆いつくし、人々を閉じ込めてしまう。時を同じく、デイヴィッド(トーマス・ジェーン)とビリー(ネイサン・ギャンブル)の父子は食料を買出しに行ったスーパー・マーケットで“霧”に閉じ込められてしまう。他の買い物客が建物の外に出ようとすると、次々に霧の中の何者かに襲われていく。立ち往生を強いられる中、母の待つ家に帰ろうとビリー少年に哀願されるデイヴィッド。そしてある決意を固めて絶望的な状況の中、父子での決死の脱出を図る二人の前についに姿を現す“霧”の正体とは? 人間は見たことのない恐怖の前にどのような選択をするのか。そして奇怪な霧に閉じ込められた人々の運命は?

出演:トーマス・ジェーン、ローリー・ホールデン、ネイサン・ギャンブル、トビー・ジョーンズ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・サドラー、アンドレ・ブラウアー、ジェフリー・デマン、フランシス・スターンハーゲン、アレクサ・ダヴァロス


視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 「衝撃のラスト15分」のうたい文句通りの傑作です

映画を見慣れた人にとっては終始張り巡らせられている伏線で自分なりのラストを想像しながら観るかもしれません。実際、衝撃のラストと前評判を聞きながら視聴したところ私はある程度ラストを想像することが出来ました。ただ、それでも傑作です。物語の入りから終始強弱はつけられつつも退屈は全くしないストーリーです。さすがに現代の最先端のCGと比べると見劣りする映像もありますが、そんなのは全く許容できる内容です。原作者スティーブン・キングが原作と異なるラストを提案してきた名監督フランク・ダラポンを大いに賞賛して後押ししたのもうなずける出来栄えです。良くも悪くも見終わった後何を考え何を感じるかは人それぞれですが、間違いなく視聴したみんなの心に残る作品だと言い切れます。

★★★★★ 心理描写がリアル

今まで見たホラー映画の中で一番面白い。さすが名作と言ったところだろう。設定はファンタジー丸出しでリアリティーのかけらもないのに、人間たちの反応がリアル。怪物を信じない者、離反する者、狂信者になる者。極限状態の人間の行動に納得がいく。特に、性善説や性悪説について語るシーンが印象的だった。また、霧で先の見えない中から不気味な音が響き渡る怖さが生々しかった。主人公たちと同化し、彼らと共に恐怖を味わうホラー映画の醍醐味を存分に味わえた。主人公が助かる平凡なオチでないところも含めて名作。

★★★★☆ 理解を超えた恐怖に直面して人々は結束を失なっていく…

自分の理解を超えるような危機に突然見舞われたらどう対峙するか、というテーマが描かれています。追い込まれると性根があらわになってこんな言動がでてきますというパターンを、それぞれハマり役の俳優さんによる演技で味わえるのがこの映画の価値だと思います。ストーリーや設定に無理なところがあるのはある程度やむを得ないのかも。この映画を是非ご覧なさいとお勧めする自信はありませんが、Primeでの配信終了が近いのでご興味のある方はどうぞ。

作品の詳細

作品名:ミスト
原作名:The Mist
監督:フランク・ダラボン
脚本:フランク・ダラボン
原作:スティーヴン・キング『霧』
公開:アメリカ 2007年11月21日、日本 2008年5月10日
上映時間:125分
制作国:アメリカ
製作費:1800万ドル
興行収入:5700万ドル
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