スリラー

誰かに見られてる

逃げ場のない恐怖の中で、禁断の愛が燃え上がっていく・・・

ストーリー:NY市警の刑事マイク(トム・ベレンジャー)は、ダウンタウンで妻子と幸せな日々を送っていた。ある日、富豪の娘で社交界の華でもあるクレア(ミミ・ロジャース)が、パーティで偶然に殺人事件を目撃する。クレアは口封じのため殺人犯から命を狙われる立場に陥り、マイクは彼女の護衛を命じられる。住む世界の違いに戸惑いながらも、マイクとクレアは惹かれあっていった。様々な手段で襲いかかる残忍な殺人犯。緊迫した状況の中で、いくつもの愛が交錯しながら事件は意外な方向へと進んでいく・・・。

出演:トム・ベレンジャー、ミミ・ロジャース、ロレイン・ブラッコ、ハーレイ・クロス、アンドレアス・カツーラス、ジェリー・オーバック、ジョン・ルービンスタイン、トニー・ディベネデット、ジェームズ・E・モリアーティ、ダニエル・ヒュー・ケリー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 監督、キャスト、音楽・・・One of the Best!

ストーリーはものすごく単純なんだけど、ものすごくいい「作品」。 実はもう何度も繰り返し見ているが、80年代ファッションのこのベタなラブサスペンスに、なぜか飽きがこない。それは「この素材をこういう風に料理した」リドリー・スコット監督のセンスと力量に尽きると思う。まず冒頭、夜のニューヨークの空撮が素晴らしい。その映像をバックにStingが歌うジャズスタンダード「Someone to Watch Over Me」がしっとりと流れ、しばしイルミネーション瞬くNY上空を夜間遊泳する気分にさせられる。そして地上に降り立つ(本編に入る)瞬間にミュートトランペットをフィーチャーした爆音のアップビートに切り替わる。そのさりげない音楽演出が素晴らしく、そこで映画全体の空気が決定づけられる。そして何より、登場人物の感情描写がすばらしい。下町で女房と息子と陽気に暮らす平凡な警官が、セレブ美女の護衛を担当したことから徐々に募ってゆく禁断の不倫愛。ああ、陳腐!となりそうなそんなストーリーを、何とも情感豊かに丁寧に描いて「上等」に仕上げている。愛する妻がありながら美しい高嶺の花に心を奪われる男も、妻子持ちと分かっていながらもその素朴さに惹かれてしまうタカビーな女も、下町育ちから粗野で感情に正直すぎる妻も、みんなちょっとづつダメダメなのに、思わず感情移入してしまい、それぞれの立場の切ない思いに胸が苦しくなってきてしまう。多作のトム・べレンジャーですが、情けないダメ男とタフないい男の両面が同居するこの役が最高に魅力的。ミミ・ロジャース(トム・クルーズの最初の姉さん女房!)の凛とした気品、ロレイン・ブロッコ(TVシリーズ「Soprano’s」ではじけた)の健気でストレートな愛に満ちた瞳・・・、それぞれ特筆に値する演技だと思う。書きながら、また無性に見たくなってきてしまった。

★★★★☆ せつないラブストーリー

前年1986年の『プラトーン』では特殊メイクで見られなかったトムの素顔がここでは大写しで観られる。優しい青い目の美男子そのものの面立ち。感激。BGMの「someone to watch over me]の歌詞そのものがテーマ。幸せな家庭をもつ刑事が、殺人事件を目撃した女のボディガードを担当する。そこから始る甘い地獄。家庭を捨てきれない男の葛藤が痛ましい。露骨な描写は一切ない。実らない恋とわかりながらもどうしようもなく惹かれあう男女がせつなく美しい。トムの甘い魅力に惹かれるミミの気持ち、痛いほど解ります。きっかけとなる殺人事件はあくまでも二の次。サスペンスというより、これは完璧なラブストーリー。『プラトーン』とは180度違うキャラクターが新鮮。この作品以降ではトムの体型は「オジサン」の面立ちと体型になってしまう。これより数年前の作品、例えば1980年「戦争の犬たち」なんかではすっきりとしているが重みが感じられない。1987年のこの年、大人のラブストーリーにはぴったりの条件がそろっていたのですね。

作品の詳細

作品名:誰かに見られてる
原作名:Someone to Watch Over Me
監督:リドリー・スコット
脚本:ハワード・フランクリン
公開:アメリカ 1987年10月9日、日本 1988年3月26日
上映時間:106分
制作国:アメリカ
製作費:1200万ドル
興行収入:1000万ドル
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