悪魔はここに潜んでいる
臨場感タップリの本物の恐怖感 X 演技派俳優たちのキャラクターが、まるで悪夢を見ているような絶望感をスクリーンに体現
ストーリー:ニューヨークのマンハッタンにあるゴシック調の由緒正しきアパートメント。人生に行き詰った若い女性ジャッキー(ジュリー・ベンツ)は住人としてそこに入居する。老いた女性オーナーのエレノア(フィオヌラ・フラナガン)の不気味さに戸惑いながらも、何とか新しい住環境に慣れようとするジャッキーだったが、住人が次々と消息を絶ち、その謎を追い始める。「このアパートには秘密が隠されている・・・」。その真相に近づいたジャッキーの前に、言葉にするのも恐ろしいある“秘密”が明かされる。そのアパートは悪魔の棲家だったのだ・・・。
出演:ジュリー・ベンツ、ベル・シース、フィオヌラ・フラナガン、ダニエル・ハリス、ジョシュ・スタンバーグ、トビー・ハス、ダグラス・テイト、ジェニファー・ブランク
★★★☆☆ 悪魔のいけにえ+ホステル
過去のホラーからインスパイアされた気軽に観れるC級ホラーです。ストーリーも飽きずに見れます。オチもなかなかいい。がしかし、C級ホラーの限界でしょうか、監督の演出の酷いこと酷いこと。目の前に恐怖が迫っているのに登場人物が妙に冷静沈着、冷や汗一つかいていません。走ってにげればいいのにちょっと速めのウォーキングくらいのスピードで逃げます。警察にもなかなか電話しません。いざかける時は携帯電話ではなく黒電話。いつの時代だ!どいつもこいつも不感症なのってくらい鈍感。演出の問題なのだろうけど役者が全員超大根役者に見えてしまう。ホラー映画は登場人物が繊細じゃなきゃ成り立たないと改めて教えられました。『エイリアン』のリプリーのキャラクター造形と、演じるシガニー・ウィーバーの演技がいかに素晴らしかったのか想いだし感心した次第です。
作品の詳細
作品名:ヘイヴンハースト |
原作名:Havenhurst |
監督:アンドリュー・C・エリン |
脚本:アンドリュー・C・エリン |
公開:アメリカ 2017年2月10日 |
上映時間:80分 |
制作国:アメリカ |
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