無垢な悪戯か 終わらない悪夢か
H・ジェイムズの古典怪奇小説「ねじの回転」を映画化したホラー
ストーリー:米メイン州の田舎にそびえたつ屋敷。ケイト(マッケンジー・デイヴィス)は、住み込みの家庭教師として雇われ、両親と死別した兄妹の世話をすることになる。彼女はふたりの近寄りがたい様子が気になり、やがて、屋敷内で不可解な現象に襲われる。ふたりのいたずらなのか、自分の妄想なのか、それとも・・・。ケイトの心は恐怖に支、配されていく・・・。
出演:マッケンジー・デイヴィス、フィン・ウルフハード、ブルックリン・プリンス、ジョエリー・リチャードソン、マーク・ヒューバーマン、ナイアル・グリーグ・フルトン、バーバラ・マーテン、デナ・トムセン
★★★★★ マッケンジー・デイヴィスは最高
ドリームワークス製作、ユニバーサルピクチャーズ配給なので、それなりにしっかりと作られている作品なのは間違いないです。ただ、結構見る側に解釈を委ねる映画なのでモヤモヤした気持ちになると思います。館で起こる惨劇はかつて館にいた男の亡霊のせいなのか、それとも精神的におかしくなった主人公の幻覚なのか。結構いろんなところにネタ振りがされているけど、ほぼ回収されないまま終わるので、それらを自分で咀嚼して考察するのが好きな人にはハマると思います。ちなみに、主演のマッケンジー・デイヴィスはほぼ全編出ずっぱりです。私はマッケンジー・デイヴィス目当てで見たので大満足でした。
★★★★☆ あたり
こういう雰囲気のあるホラー、ゴシックホラーというのでしょうか。好きですが、最近ハズレばかりで。ひさびさにあたりでした。
★★★☆☆ 2人の子役の兄弟の演技が良い。
この映画は、ヘンリー・ジェームズの『ねじの回転』という原作の映画化ですが、これまで、何度も映画化されていて、アマゾンプライムビデオの中にも『ねじの回転』という作品がありこちらもぜひ、見てほしい。ストーリーは家庭教師が、閉ざされた屋敷に住む、両親のいない子供たちの住み込み家庭教師をするマッケンジー・デイヴィス演じるケイトの屋敷内で起こるさまざな現象でしだいに心が病んでいくストーリー。この映画では、どこまでが本当で、どこまでがケイトの妄想なのかが分からないまま終わるため賛否両論な作品になると思う。子役の二人の演技はとてもよく、ケイトが見たかもしれないお化けかもしれないものよりはるかに怖い演技をしていて素晴らしい。
作品の詳細
作品名:ザ・ターニング |
原作名:The Turning |
監督:フローリア・シジスモンディ |
脚本:チャド・ヘイズ |
原作:ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』 |
公開:アメリカ 2020年1月24日、日本 劇場未公開 |
上映時間:95分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1400万ドル |
興行収入:1900万ドル |
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