永遠の若さを求め、拷問器具「鉄の処女」を使って殺害した処女の数なんと650人! ヴァンパイア伝説のモデルともなった中世屈指の名門貴族エリザベート・バートリの生涯を描く、宮廷スペクタクル巨編!
ストーリー:中世のトランシルヴァニア公国で最も有力な貴族であったエリザベート・バートリ(アンナ・フリエル)の波乱に満ちた一生を描く大河ドラマ。若くしてオスマン戦争におけるハンガリー軍司令官フェレンツと結婚。彼は英雄であると同時にその残忍な性格でも知られていた。戦争で城には滅多に戻らず、戻っても侍女たちと思うがままの肉欲に耽る有様。一方のエリザベートは夫の不在中に若き宮廷画家と恋仲となる。しかし彼女はその不安定な精神状態からやがて残虐な性格を現し始める。青年画家を弄び、やがては侍女たちにも手をかけるようになる。1604年の夫の死後、広大なチェイテ城を自らのものとし強大な権力を得た彼女は、また同時に黒魔術にもはまってゆく。正統な遺産相続人もいない彼女の、常軌を逸した振る舞いに目をつけたのが、ハンガリー王家であるハプスブルク家であった。ハプスブルグの騎士団がチェイテ城に侵攻を試みるも、優秀な戦士でもあるエリザベートは容易には屈しない。業を煮やした王家は、ついにある陰謀を企てる・・・。
出演:アンナ・フリエル、カレル・ローデン、ヴィンセント・リーガン、ハンス・マシソン、フランコ・ネロ、ボレク・ポリーフカ、イジ―・マードル
★★★★☆ 伝説が嘘であってほしい。
大量殺戮殺人鬼としてギネスにも登録されているエリザベート・バートリーの作品です。私の知っているエリザベート・バートリーではなかったです。この映画では莫大な財産・領地を奪おうとする者達の策略と裏切りによって噂・伝説が真実になり陥れられ捕らわれたエリザベート・バートリーの生涯の物語として描かれています。中国の女帝『西太后』も映画等で脚色されて極悪非道な人間としての印象を持つ人が多いと思いますが実際はそこまで極悪非道な人間とは言われていません。エリザベート・バートリーも事実無根の罪をきせられた方でこの物語が真実であってほしいです。
作品の詳細
作品名:アイアン・メイデン 血の伯爵夫人バートリ |
原作名:Bathory |
監督:ユライ・ヤクビスコ |
脚本:ジョン・ポール・チャップル |
公開:2008年7月10日 |
上映時間:140分 |
制作国:イギリス、スロバキア、チェコ、ハンガリー |
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