人々を粉砕し、人類から電気を奪う、姿なき侵略者
ストーリー:ビジネスチャンスを夢見てモスクワに降り立った、若き企業家のショーン(エミール・ハーシュ)とベン。その夜、二人は訪れたナイトクラブで突然の停電に見舞われる。外に出た彼らが目撃したのは、空から降る無数の謎の光。地上に降り立った“それ”は、姿を消し、触れた人間は跡形も無く粉砕してしまう。“それ”は地球を侵略しようとする、姿なきエイリアンだったのだ! 次々と人々が粉砕されてゆく中、何とか逃げ切ったショーンとベンを含む5人の若者たちは、世界中で同時多発的に電気が消え、侵略が始まっていることを知る。彼らは世界を取り戻すため、見えない敵に立ち向かう決意をするのだが・・・。
出演:エミール・ハーシュ、オリヴィア・サールビー、マックス・ミンゲラ、レイチェル・テイラー、ヨエル・キナマン、ヴェロニカ・ヴェルナドスカヤ
★★★★☆ これぐらいが調度いいかも・・・
時間が90分ぐらいで、とても見やすい。あらすじからは、あまり期待はしてなかったけど、見始めると納得する部分があり、私は最後まで楽しめました。
★★★★☆ B級映画だと割り切ればそこそこ面白い
この手の侵略物映画は数えきれないほど世の中にあふれかえっていますが、どれもこれも一工夫聞かせて別物の映画に見立てようと頑張っています。この映画も同じです。いつもの侵略物ですが、舞台設定は全てロシアで、あまり見たことがない街並みを見ることができて新鮮味がありました。エイリアンの特徴も興味深く、オレンジのエネルギーの塊のような姿をしており、それが突如大量に地上に降り注がれます。見た目は一見綺麗に見えるのですが、ひとたび襲い始めたらさあ大変!生き物を一瞬に灰えと変えてしまいます。そのうえほぼ透明に変色するので見えにくい所がやっかいです。しかし、弱点も存在していてランプや電球などの近くを通りかかるとエイリアンに帯びてる電気に反応して点くといった性質もあります。途中から出てくるロシア人の自警団たちにも好感が持てました。非常に世界観が作りこまれているだけに残念な部分もあります。低予算で作られてるからなのか序盤のロシアの町中にエイリアンが襲来してくるシーンなどはほとんど見せていません。ストーリーの進行も淡々としています。最後の終わり方も、これからエイリアンたちに逆襲するというところで終わるので中途半端です。全国でわずか10館程しかやっていなかったので規模が小さく、少々マニアックな作品ではありますが、B級SF映画の中では出来は十分いいので興味があれば一度見ていただいてはどうでしょうか。
★★★☆☆ 楽しめました。
楽しめましたが、ややストーリーとエイリアンの描写にもう少し工夫があったほうが良かったと思います。エンディングテーマは良かった。
作品の詳細
作品名:ダーケストアワー 消滅 |
原作名:The Darkest Hour |
監督:クリス・ゴラック |
脚本:ジョン・スペイツ |
公開:ロシア 2011年12月22日、日本 2012年12月1日 |
上映時間:89分 |
制作国:ロシア、アメリカ |
製作費:3000万ドル |
興行収入:6400万ドル |
Amazonで探す |
Amazonプライムで視聴する(字幕版) |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |
楽天市場で探す |