恋に不器用で空想癖のある少し不思議な女の子が、自分の幸せを見つけ出す姿を、女性監督ならではの繊細な演出で描く魔法のような恋愛ドラマ!
ストーリー:モナ(ジェシカ・アルバ)は数学が大好きということ以外は、他の子となんら変わらない、明るく、運動も好きな普通の女の子。しかし彼女の10歳の誕生日を境に、大好きな父親が突然、こころの病にかかってしまう。好きなものを“諦める”ことで父が回復すると信じるモナは、陸上競技、ピアノ、デザート、映画、卵入りサラダ、更に親友との関係など、好きだったもの全てを断ってしまう。但し、止めなかったことは、大好きな算数と木をノックする癖。不安やストレスを感じると、リズミカルに木をノックしながら、無限に数を数える。それは、モナが“諦めること”の徴(しるし)を木に刻印し、自分のやっていることや気持ちを木に語りかける行いだった。同世代にまったく馴染めず、大学も中退した22歳のモナは、ある日突然、母親から「お父さんは私が看ているから、あなたは自分の人生を歩みなさい」と家を追い出されてしまう。更に彼女は、ひょんなことから母校の小学校で算数を教え始める。やんちゃな生徒達や、風変わりでハンサムな理科の先生と触れ合う内に、“諦めること”に慣れて閉じてしまった彼女の心が、少しずつ少しずつ開いてゆくのだった・・・。
出演:ジェシカ・アルバ、ベイリー・マディソン、クリス・メッシーナ、J・K・シモンズ、ソニア・ブラガ
★★★★☆ 良い作品です。
ジェシカ・アルバのファンだがこの作品は他の出演映画と違った分野の彼女が見れて本当に良かった。ストーリーとして深みが有る中でにちょっと”数字”が幼稚に演出され薄っぺらく感じてしまったのが残念。でも全体として好きな映画です。
★★★★☆ 微妙なバランス
僕はジェシカ・アルバにあまり興味がない人なのだが、パケ見てレンタルして見まして。僕はこの手の作品、嫌いじゃない。ジェシカが演じるモナは風変わりな女の子で、数字が大好きで数字が全てみたいな子。でも心に傷を持っていて所謂欠陥人間なわけで。彼女がひょんなことから小学校の算数の先生になるのだが、その子供たちも傷を持っていてっていう、まぁ現代ではそう珍しくない設定やテーマだったりするんだけど。それをコミカルに淡々と描いていくと同時に、シリアスにじんわりと表現したりしている。まぁそれも今の映画じゃ珍しくないんだけど。見る人が見れば退屈だったり中途半端感があるのはわからなくもないんだけど、僕はこの手の作品としては相反するふたつの要素を、ギリギリのラインでバランスを保ちプラスの方向で形にしてると思うんだけどな。つまり僕は嫌いじゃない。そしてなによりジェシカ・アルバがとても愛らしく可愛らしい。それもまたバランスを保っている要素のひとつかなと思いつつ。
作品の詳細
作品名:ジェシカ・アルバの“しあわせの方程式” |
原作名:An Invisible Sign |
監督:マリリン・アグレロ |
脚本:パメラ・フォーク |
公開:アメリカ 2011年5月6日、日本 日本未公開 |
上映時間:96分 |
制作国:アメリカ |
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