西部劇映画

大いなる勇者

復讐の誓いが、静かなる男を血塗られた悪鬼へと変貌させる

ストーリー:1850年代、西部開拓時代のアメリカ・ロッキー山脈。文明に背を向け、厳しい自然の中で暮らす若者ジョンソン(ロバート・レッドフォード)がいた。開拓者一家惨殺に遭遇したジョンソンは、ショックで口がきけなくなった少年キャレブ(ジョシュ・アルビー)を助け出し、仇を打つ。その後、犯人であった一味と敵対する部族の酋長から気品と美しさに溢れた娘スワン(デル・ボルトン)を贈られ、3人で平和に暮らし始める。永遠に続くかと思われた幸福な日々であったが、それもクロー族によりスワンとキャレブが殺され終わりを告げる。そして、どす黒い怒りがジョンソンを復讐へと駆り立てていくのだった・・・。

出演:ロバート・レッドフォード、ウィル・ギア、デル・ボルトン、ジョシュ・アルビー、ホアキン・マルティネス、アリン・アン・マクレリー、ステファン・ギーラシュ、リチャード・アンガロラ、ポール・ベネディクト、チャールズ・タイナー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 静かなる西部劇

個人的にはレッドフォードとポラックコンビの最高傑作だと思います、派手なアクションもガンファイトも有りませんが、ネイティブ・アメリカンの女性や聾唖の少年と心を通わせ、擬似家族的なものを構成していくところはとても楽しく心温まります。とても、地味な作品ですが、ぜひたくさんの方に観てみてもらいたい作品です。

★★★★☆ レッドフォードファンなら一見の価値あり

レッドフォードと言えば紳士的なイメージが強かったけれど、こちらの映画では山、厳しい自然の中で狩りをしながら生きるワイルド(と言うと語弊があるかな)なレッドフォードを観ることができました。まあ、原始的な暮らしであっても、この方が演じれば不思議と気品がにじみ出てしまうのですが・・・前半の、少年とインディアン女性との3人での暮らしぶりが微笑ましくて良いなと感じました。途中、レッドフォードがインディアン女性のためにヒゲを全て剃った顔で登場するシーンが、自分は好き。あと、3人でボール遊びするシーンも。心温まるシーン。レッドフォードのワイルド(たくましい)側面が垣間見れると言う点で、観て良かったと思える映画でした。

作品の詳細

作品名:大いなる勇者
原作名:Jeremiah Johnson
監督:シドニー・ポラック
脚本:ジョン・ミリアス
公開:アメリカ 1972年12月21日、日本 1972年11月3日
上映時間:116分
制作国:アメリカ
製作費:310万ドル
興行収入:4400万ドル
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