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友のため、祖国のため、戦場をひた走る男がいた

ストーリー：第一次大戦下、短距離ランナーを目指すふたりの若者は軍に入隊、ヨーロッパ・ガリポリの戦線に配備される。だが、そこは塹壕に身を潜めるばかりの地獄のような惨状で、オーストラリア軍は同盟英軍の犠牲となっていた。そして、脚の速さを買われ伝令役となった若者は、作戦中止を伝える大任をまかされるが、それは死を賭したレースであった・・・。

出演：メル・ギブソン、マーク・リー、ビル・カー、ロバート・グラブ、デヴィッド・アーギュ、ティム・マッケンジー、ヒース・ハリス、ビル・ハンター

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆　ガリポリの戦い

第１次世界大戦時に、オーストラリア軍が初めて戦線に参加して オスマントルコ軍と戦ったガリポリの戦いを題材にしていますが、しっかりとしたつくりの骨太の作品で映画的なムードを もった感動できる作品に出会えたように思いました。短距離の選手２人がふとしたことから出会い目的地パースを めざして旅する前半は、オーストラリアの広大な大地の魅力が 生かされ、ロードムービーのような牧歌的な雰囲気です。 しかし、目的地に着きあこがれの軍隊に入隊してみると、２人が想像していた軍隊とは大違いで現実の厳しさを 思い知らされることになります。この戦争の意味を考えるとき、オーストラリア軍は結局、宗主国であるイギリス軍の負担を減らすために露払いをさせられたわけでそのあたりのオーストラリア国民の怒りを作品から感じ取ることが出来ます。主役の２人が颯爽として好演しています。メル・ギブソン若い。

作品の詳細