一つの生命を救う者が世界を救える
第二次世界大戦中、1,200人を超えるユダヤ人の命を救ったドイツ人実業家オスカー・シンドラーの姿を描いた感動のヒューマン・ドラマ!
ストーリー:第二次世界大戦が勃発した1939年。ナチス・ドイツ軍が侵攻したポーランドのクラクフにやって来たドイツ人実業家のオスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)は、ユダヤ人の所有していた工場の払い下げを受け、ユダヤ人たちをただで使って事業を軌道に乗せる。やがてユダヤ人たちは強制収容所に送られ始め、ナチの親衛隊員が彼らを虐殺するのを目撃したシンドラーは私設収容所を設け、アウシュヴィッツなどの死のキャンプに送られるユダヤ人たちを救おうと、労働力としてユダヤ人労働者を要求し、1200人をリストアップするが・・・。
出演:リーアム・ニーソン、ベン・キングズレー、レイフ・ファインズ、キャロライン・グッドール、ジョナサン・セガール、エンベス・デイヴィッツ、マーク・イヴァニール、アンジェイ・セヴェリン、アディ・ニトゥザン、ミリー・ファビアン、アンナ・ミュシャ
★★★★★ ついに観てしまった、という感じ。
有名なタイトルなので、ユダヤ人の迫害とか、目をそむけたくなるシーンがそりゃ満載、と思ってなかなか、観れない感じで・・・ついに観てしまった、という。しかも、長い。この映画の中では、シンドラーが善人だけでなく、人のいろいろな面を持っていて魅力ある人物ということがよく分かった。シンドラーの右腕となる、ユダヤ人の会計士が賢く、知的でとてもいい。なかなか、シンドラーと杯を酌み交わすことをしないけど、それをしたとき、涙が出た。シンドラーが初めから善人ではない、ということがよく分かり最後はちょっと、やりすぎ?なくらいの、善人ぶりだけど映画なので、それもありかと・・・いわれないことからの差別的な人種迫害をした時代が人類にはあったということを他にもいろいろ、そういうことはあったのだろうけど一番有名なユダヤ人迫害から、人として学ぶことは多いと思う。生き方を考える上でも、大事なテーマの映画だと思う。
★★★★☆ 信じがたい真実
非常に重い映画でした。重いと感じるのはそれが事実であるということ。ユダヤの人々は不当に扱われ、平然と殺害されてしまう時代。にわかには受け入れがたい事実です。こんな歴史を繰り返してはいけない。という思いも込められていることでしょう。しかし,いまだに続く人種差別。社会問題について,考えさせられる映画でした。
★★★☆☆ やはり脚色された内容
シンドラーが心変わりをして多くのユダヤ人を助けたとしても、それは杉原千畝の助け方とは全く違います。作品の内容を一々現実の歴史と比較・検証した訳ではありませんが、一つの作品として発表する以上、そこに売らんかなの脚色が施されている事は明白です。只、自分が人生を終えようとする時、自分が努力すれば助けられた人を救えなかった事に気づいたとしたら、どれ程惨めな人生の終わり方になるだろうと考えさせられました。生まれる環境は選べなくとも、死ぬ時の心の状態は選べる。周囲から見てどんなに悲惨な死に方であっても、自分で幸せを感じながら死んで行けたら、本当に素晴らしいだろうと思いました。
作品の詳細
作品名:シンドラーのリスト |
原作名:Schindler’s List |
監督:スティーヴン・スピルバーグ |
脚本:スティーヴン・ザイリアン |
公開:アメリカ 1993年12月15日 |
上映時間:195分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2200万ドル |
興行収入:3億2200万ドル |
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