アドベンチャー

ミッション・トゥ・マーズ

火星有人飛行で消息を絶った仲間を探す宇宙飛行士たちが、未知との遭遇を果たす姿を描く

ストーリー:2020年、NASAはマーズ1号で火星への人類初の有人飛行を成功させた。だが火星での探査活動中、乗組員たちが砂嵐に巻き込まれ遭難するという怪現象が発生、ルーク(ドン・チードル)を除いて全員が消息を絶ち、地球との交信が途絶えてしまう。マーズ1号の当初の乗組員候補だったジム(ゲイリー・シニーズ)は、妻の急死でミッションを断念した経緯があり、今は2号のメンバーとなっていた。彼は宇宙ステーションで1号の遭難を知り、ルークの救出に乗り出すが・・・。

出演:ゲイリー・シニーズ、ドン・チードル、コニー・ニールセン、ジェリー・オコンネル、キム・デラニー、ティム・ロビンス、ピーター・アウターブリッジ、カヴァン・スミス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ おもしろい!最後の展開は読めなかった。

テンポも速く、ハラハラドキドキのミステリー&アクション&SF 佳作だと思います。見るべき!

★★★★☆ 宇宙でもやっぱりデパルマ節

今度はSFが題材と聞いたデパルマ監督は、これまでの手法が新たな土俵で発揮できるとワクワクしたに違いない。それはカメラが宇宙船に寄っていく冒頭から明らかだ。『ミッション:インポッシブル』では疾走するフランス新幹線の窓に寄っていく場面を見せたが、このヒッチ先生の「サイコ」の開頭シーンへのオマージュが宇宙空間で再現されたことに拍手を送りたい。このほか、複数のモニター画面、効果的なジャンプカットなどデパルマの手腕が冴え、見応えあるデパルマ版SFになっている。これのどこが駄作というのだ。

★★★★☆ 私達は火星人

ジョディ・フォスターの『コンタクト』と並ぶ人類の起源を大胆な説で描いた映画ですが、名匠デ・パルマ監督らしく、一切の音を遮断して映像に引き込ませるシーンは健在でした。単純で爽快なSF映画ではない事に落第点をつける人もいると思いますが、昔からこういった類の本や映画が好きな私のような人には、『コンタクト』同様、とてもワクワクする映画であり、「事実であってほしい」と願わずにはいられません。

作品の詳細

作品名:ミッション・トゥ・マーズ
原作名:Mission to Mars
監督:ブライアン・デ・パルマ
脚本:グレアム・ヨスト
公開:アメリカ 2000年3月10日、日本 2000年5月27日
上映時間:114分
制作国:アメリカ
製作費:1憶ドル
興行収入:1億1000万ドル
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