闇の世界で正義を貫く。俺は私刑執行人
ストーリー:ある夜、裏社会を牛耳る資産家セイント(ジョン・トラボルタ)の溺愛する息子が密輸取引現場でFBIに射殺される事件が発生。怒り狂うセイントは、事件に関わっていた潜入捜査官キャッスルへ(トーマス・ジェーン)の報復を開始する。キャッスルは生き長らえるものの、彼の家族は皆殺しにされてしまう。激しい怒りに燃えるキャッスルは、自らの手で制裁を下す決意を固める。そして彼は闇の私刑執行人“パニッシャー”として生まれ変わり、セイントへの復讐へと赴いていく・・・。
出演:トーマス・ジェーン、ジョン・トラボルタ、ウィル・パットン、レベッカ・ローミン、ローラ・ハリング、ベン・フォスター、ジョン・ピネット、サマンサ・マシス、マーカス・ジョーンズ、ラッセル・アンドリュース、ロイ・シャイダー
★★★★★ すごい盛り上がり
最初はそんなでもないが時間が経つにつれどんどん面白くなり終盤は最高の盛り上がりと爽快感を持たせてくれる。中でも面白かったのが車改造と、ギター男、ゴリマッチョロシア人、いわずもがな最後の闘いが最高だった。主人公はかっこいい、アメコミとはとても思えないくらい面白い。これの続編は主演も変わっていますし、この作品のように主人公の成長もなければピンチに陥りそこから生還するというハラハラドキドキ感もない。この作品の主人公は緻密な計算で仲間同士潰し合いをさせるなど実に巧妙な手口を披露させてくれるのもいいポイント。下のレビューの方は主人公が弱いと言っておりますが続編のように強すぎると全然面白くない作品になってしまいます。それに弱いと言っても普通に強い部類に入りますので弱くはありませんよ?とにかくすごく面白い。
★★★★☆ ま、面白い
主人公が無敵の復讐者として現れるまでの描写が丹念なので、薄っぺらなストーリーでもしっかりした骨格を感じられる。アクションは切れがあって、容赦のないバイオレンスが展開するが、主人公が強過ぎて憎たらしい筈の悪役が段々可哀そうになってしまうのは構成上問題だろう。怒りの発火点から、実際に復讐に取り掛かるまでの時間が長過ぎて、制裁を加えられる頃には観客の気持ちも冷えているので、主人公のやってることに全面的に賛同できなくなってしまうのだ。まあ、見て損はしないとは思う。
作品の詳細
作品名:ザ・ヒットマン 運命の凶弾 |
原作名:The Poet |
監督:ジョナサン・ヘンズリー |
脚本:ジョナサン・ヘンズリー |
公開:アメリカ 2004年04月16日、日本 2004年11月13日 |
上映時間:123分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3300万ドル |
興行収入:5400万ドル |
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