ブロードウェイの芝居をめぐってN.Y.でチャンスを掴んだ4人の姿をスタイリッシュに描く
ストーリー:1920年代。NY演劇界で成功を目指す新進劇作家・演出家のデビッド(ジョン・キューザック)は、自作がブロードウェイで上演されると決まって喜ぶが、興行のスポンサーは大物ギャングのニック。そこでニックの愛人オリーブ(ジェニファー・ティリー)は素人なのに主要キャストに加わる。しかし演技経験ゼロのオリーブはせりふの意味すら分からず、デビッドを困惑させる。やがてデビッドはオリーブの用心棒チーチ(チャズ・パルミンテリ)が劇作家として才能を持つことに気付き、彼と台本を手直しし始める・・・。
出演:ジョン・キューザック、ダイアン・ウィースト、ジェニファー・ティリー、チャズ・パルミンテリ、メアリー=ルイーズ・パーカー、ジャック・ウォーデン、ジョー・ヴィテレリ、トレイシー・ウルマン、デビ・メイザー
★★★★★ アレンの最高傑作では
ダイアン・ウイーストが好演。舞台作りとギャングが絡んでラストに向って物語が破竹の勢いで進行する。もしかするとこれはアレンの最高傑作ではないだろうか。映画の中で抜粋だけが紹介されている芝居を全部鑑賞してみたいものだ。
★★★★★ ウディの中でもピカイチ
おかしくて哀しくておしゃれで・・!ポンポン流れる絶妙な台詞回し、思わずうなってしまうすばらしいストーリー。台本の勝利、それを支えるチャーミングな俳優陣の勝利。どれをとっても文句なしです。個人的にはジェニファー・ティリーの独特な声が最大限に生かされていて大好き。でも全俳優、それぞれが光っているのです。是非是非!
★★★☆☆ 演劇界へのアイロニー
無才な芸術家気取りがカフェでゴッホなんかを引き合いに出して、自らの怠慢を情熱にすり替えて芸術を議論するのは世界共有の光景なんだね。他にもコネクションや金、性や暴力といった演劇界に渦巻く不条理に対する怒りをストレートに表現した作品じゃないかな。
作品の詳細
| 作品名:ブロードウェイと銃弾 |
| 原作名:Bullets Over Broadway |
| 監督:ウディ・アレン |
| 脚本:ウディ・アレン |
| 公開:アメリカ 1994年10月14日、日本 1995年7月15日 |
| 上映時間:98分 |
| 制作国:アメリカ |
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