岡崎能士原作の同名のコミックを映画化したジャパニメーション
ストーリー:闇の剣客道では“一番”のハチマキを手にする者は、世界を制するパワーを手にすることができる。そして、唯一トップに挑むことができるのは、“二番”のハチマキを持つ者のみというのがおきてだ。幼少時に当時“一番”だった父親を目の前でガンマンに惨殺された少年は、復しゅうを誓い、やがて“二番”のハチマキを巻くすご腕のアフロサムライに成長する・・・。
★★★★★ 世界観に魅せられた
一番に挑む資格があるのは、二番の鉢巻をした者のみ。これがいい。サミュエル・L・ジャクソンをはじめ、声優は全部アチラの人みたいだけど、無国籍な感じが出て、新鮮だった。バックに流れるラップもカッコよかった。久々に面白いアニメを見た。
★★★★★ カッコよい
登場キャラクターが濃くインパクトがあり、題名がアフロサムライと笑えますがストーリーはまじめな復讐モノ。そのギャップがまた良いのかもしれません。映像のクオリティもかなり高いですね。アクションもスピーディーで目が離せません。サミュエルが声をやっていますが、違和感もなくよかったと思います。欲を言えば、逆輸入するにあたり吹き替えバージョンも見てみたかったと思いました。時代劇アニメでは『サムライチャンプルー』や『カムイの剣』などが好きですが、『アフロサムライ』も同じく好きになりました。バイオレンス度が高いので万人にはお勧めできませんが、興味がある方は見ても損はしないと思います。
★★★★☆ おそらくは外国人がもっとも憧れる侍の姿
同作品のゲームをプレイしたことがきっかけで興味を持ち、アニメ版となる今作を観てみた。制作は日本だが、海外で先に公開されていることなどを考えると、どうも日本向けというより海外をターゲットにした作品らしく、英語音声・日本語字幕での鑑賞となる。動きや絵は非常に素晴らしく、さすがにGONZO製作と思わせてくれるデキで日本刀を使った戦闘シーンはスピード感あふれる。おそらくは外国人がもっとも憧れる侍の姿というか、世界観としての「和」の雰囲気がよく出ている。ストーリーは割と単純で、世界最強を証明するハチマキを身に付けた父を殺され、二番目を表すハチマキを付けて復讐を狙う話。次々と敵と戦う展開が進むが、終盤ではうまく回想シーンを挟んで細かい人物描写が展開される。このあたりはベタだが感情移入しやすい。かなり派手な戦いや演出は素晴らしくカッコよく、潔い欠損表現が刀での戦いを美しく見せてくれる。
作品の詳細
作品名:アフロサムライ |
監督:木崎文智 |
脚本:山下友弘 |
原作:岡崎能士 |
公開:2007年10月27日 |
上映時間:116分 |
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