時代後れのウエスタン・ショーの一座を描き、そこに去りゆく西部文化への郷愁をたっぷり盛り込んだ、笑いと涙の痛快ドラマ
ストーリー：ブロンコ・ビリー(クリント・イーストウッド)は、古き良き西部の世界を再現して巡業しているワイルド・ウエスト・ショーの座長。6人の座員と共に少ない売り上げに苦心しながら、町から町へと移動してショーを開く。そこへNYの裕福な家の令嬢リリー(ソンドラ・ロック)が一座に加わる。彼女は遺産で儲けた男と結婚したが、新婚旅行の途中で愛情のないことがバレて、ある町でビリーの一座に飛び込んだ。最初、ビリーとリリーは対立したが、いつしか互いに愛情を感じ合うように・・・。
出演：クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、スキャットマン・クローザース、ダン・ヴァディス、ビル・マッキーニー、サム・ボトムズ、シェラ・ペシャー、ジェフリー・ルイス、ビヴァリー・マッキンゼー、ウィリアム・プリンス
★★★★☆ 俺は絶対カウボーイ！
クリント・イーストウッド監督・主演の映画です。都会育ちの営業マンが、憧れのカウボーイになってしまった。「ビリー一座」に集まった面々は脛に傷を持つ人間ばかり、しかし、それは過去の事と割り切り、オーナーのイーストウッドはみんなの心を掴み、その信頼は厚い。そこへソンドラ・ロックがひょんなことから一座の仲間に加わる。「厄病神」といわれるものの、その実みんなからの人情味あふれる温かな心遣いに彼女は人間的に成長していく。人それぞれ色々な過去や事情を背負って生きている。夢と希望を失なうことなく生きていれば、いつか必ずいいことがある！という面白く人情味あふれるとてもいい作品でした。
作品の詳細
| 作品名：ブロンコ・ビリー |
| 原作名：Bronco Billy |
| 監督：クリント・イーストウッド |
| 脚本：デニス・ハッキン |
| 公開：アメリカ 1980年6月11日、日本 1980年8月16日 |
| 上映時間：116分 |
| 制作国：アメリカ |
| 製作費：650万ドル |
| 興行収入：2400万ドル |
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