閉ざされた世界の扉を、ついに突破した男たちの壮絶な闘いの軌跡
ストーリー：1970年代前半、ハワイ・オアフ島のノースショアには毎冬、世界中からサーファーが集結、人類が知り得る最もラディカルな波に挑戦した。それは異文化のクロスロードでもあり、ギャングやドラッグ、ヒッピーにサーファーが集まる無法地帯的な空間。そして1974年、ここに夢を追い求めて南アフリカ、オーストラリアから6人の若者がやってくる。彼らの目的は、誰も成し得なかった先進的なアプローチでサーフィン界に革命を起こすこと。しかしそこには、ノースショアをホームグラウンドとするハワイアンたちの、強いローカリズムが存在していた・・・。
★★★★☆ サーフィンにも歴史あり。
サーフィンにはまってから、サーフィンの歴史に興味を持つようにもなったが、この作品は、ローカルとビジターの関係の原点のようで、とても興味深かった。今は当たり前のようにASPの大会も見ているし、プロサーファー達のライディングをネットでも見られるが、それは、先人達が苦労して築き上げた結晶なんだと思うと、サーフィンはこれからも大事にしていきたい貴重な文化の一つと思う。肝心の作品内容は、ハワイのローカルと今回メインとなる6人の若者を中心にインタービュー形式で関係者が当時の状況を説明していくことで、物語を進行していくドキュメンタリー作品。現代のサーフィン組織の素形ともなった歴史を知りたい方にはお勧めできます。
作品の詳細
| 作品名：バスティン・ダウン・ザ・ドア |
| 原作名：Bustin Down The Door |
| 監督：ジェレミー・ゴッシュ |
| 脚本：ジェレミー・ゴッシュ |
| 公開：2008年7月25日 |
| 上映時間：95分 |
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