伝説の兄弟がすべての謎に立ち向かう
19世紀のドイツを舞台に、呪われた森の中で起こった事件を解明しようとするグリム兄弟の物語を描いたファンタジー・アドベンチャー!
ストーリー:舞台は19世紀のドイツの村。呪われた森の中で、次々と少女たちが姿を消す・・・。その事件の解明を依頼されたのが、グリム兄弟だ。魔物退治で賞金を稼いできた兄弟は、やがて想像を絶する数々の魔術的な事件に遭遇する。人を襲う木、入り口のない朽ち果てた塔、鏡の世界に住む女王王。少女たちは一体どこへ消えたのか?彼らはおとぎ話のように呪いを解き、幸せな結末を迎える鍵を探し出せるのか!?
出演:マット・デイモン、ヒース・レジャー、モニカ・ベルッチ、ジョナサン・プライス、リーナ・ヒーディ、ピーター・ストーメア、マッケンジー・クルック、トマス・ハネク
★★★★★ 童話好きには一押し
赤ずきんや白雪姫など小さい頃から誰でも知っているグリム童話が全部詰まった映画。映像も綺麗で童話の世界が好きな人は見る価値あり☆独特の世界感でメルヘンというよりちょっと毒々しさを感じる?そこはまぁテリー・ギリアムというか・・・でもそこにグリム兄弟のどつき漫才が加わって癒してくれます。この映画ではグリム兄弟が童話作家ではなく、村人をだまして金を稼ぐ詐欺師という意外な展開。あまり童話の世界を崩したくない人はやめておいた方がいいかも?本来のグリム兄弟とは兄と弟が逆という新しいパターンでその事も考えて見るともっと楽しめます。鏡の女王役のモニカ・ベルッチの美しさは必見です!
★★★★☆ ちょいホラーなファンタジー。
タイトル通り、グリム兄弟のお話です。19世紀、フランス占領下のドイツ。インチキ悪魔払いのような胡散臭いことを生業にしている、ウィルとジェイクのグリム兄弟。インチキがばれてしまい、死刑を免れるためにある村の少女連続失踪事件を調査に行き、呪われた森の朽ちた塔に住む魔女と戦わなければならないはめに・・・。いろんな童話のエピソードがちりばめられていたり、衣装や背景もキレイに出来すぎていなくてかっこいいです。大量の虫とか塔の魔女の造形とか、拷問も出てくるし(これは流石にソフトな表現になってるけど)、人もたくさん死んでいくし、ただのファンタジーと思って見てると痛い目にあいそうな薄気味の悪さ。そんな中で、マット・デイモンとヒース・レジャーの子供のけんかみたいなやりとりが、すごく無邪気でかわいくて癒されます。
★★★☆☆ 難しいファンタジー
色んなモノをつめこみすぎて、見てる側としてはいっぱいいっぱいでした。正反対の兄弟、確執、幼い頃のトラウマ、当時のフランスとドイツ、偏見、そしてグリム童話。果たしてどれが最も伝えたかったことなのか?ただの娯楽映画、ファンタジーとしてはもったいないくらい深い映画だったので、そこがすごく残念でした。個人的にはグリム童話一つ一つをもっと取り上げて欲しかったなぁ、と。あ!!あれはあの話の・・・!って思ってたら、それだけで終わってしまったり。。。イマイチ完結した感じがしなかったです。疑問点とかもいくつか残ったし。ファンタジーだけど、子供は理解できるんでしょうか?でも裏を返せばオトナにも十分楽しめる映画、ということだと思います。
作品の詳細
作品名:ブラザーズ・グリム |
原作名:The Brothers Grimm |
監督:テリー・ギリアム |
脚本:アーレン・クルーガー |
公開:アメリカ 2005年8月26日、日本 2005年11月3日 |
上映時間:117分 |
制作国:アメリカ、イギリス、チェコ |
製作費:8000万ドル |
興行収入:1億500万ドル |
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