アメリカ史上最悪のスキャンダル! !
共和党の大物ロビイスト、ジャック・エイブラモフによるホワイトハウス官僚・連邦議会議員への汚職とカジノ詐欺事件を描いた衝撃作!
ストーリー：大統領選挙の資金調達でブッシュ共和党政権を誕生させたと言われる、大物ロビイストのジャック・エイブラモフ(ケヴィン・スペイシー)は、ビジネス・パートナーのマイケル・スキャンロン(バリー・ペッパー)に誘われ、カジノを運営するネイティブ・アメリカンのチペワ族を騙して大金を手に入れる。そして、発言力のある議員に金を握らせてカジノの運営を規制し、ある部族には「カジノ再開の手助けをする」と約束し、競合するもう一方には「他の部族にはカジノを開かせない」と、相反する要望を同時に受け、両方の部族から法外な報酬を巻き上げていた。莫大な財産を得た2人はフロリダのカジノ客船を手に入れ、大学時代の友人アダム(ジョン・ロヴィッツ)に経営を任せる。金にだらしないアダムはカジノで金銭トラブルを起こして襲われ、腹を立ててマフィアに泣きついた。すると、マフィアとの交渉を拒んだ関係者が殺されてしまう。同じ頃、巨万の富を使って豪遊するスキャンロンが「浮気している」と気づいた婚約者のエミリーは、腹いせに2人をFBIに告発する・・・。
出演：ケヴィン・スペイシー、ケリー・プレストン、レイチェル・レフィブレ、バリー・ペッパー、ジョン・ロヴィッツ、ジョン・デヴィッド・ワーレン、ヤニック・ビッソン、グラハム・グリーン、モーリー・チェイキン、ダニエル・カッシュ
★★★★☆ ハリウッド生活
慌ただしく展開する政治ドラマの中に美しい女性。主人公の妻役のケリー・プレストンの美貌が輝きを放つ。
★★★★☆ ケヴィン・スペイシー主演
ケヴィン・スペイシーは、癖のある悪役が多いが、その目元で憎み切れない、あるいはいじめられ役になりやすい感じも醸す。そんなケヴィン・スペイシーが主役。米国のユダヤ人ロビイストがコケティッシュに描かれていて本当なのかなと思ったが、最後に実写が出て来て刮目し、実話に基づいた話であることに驚いた。大統領がブッシュからクリントンに代わる頃の話だから、そんなに昔のことでもない。米国映画ではなくカナダ映画。ほかにロビイストを描いた映画では、ジェシカ・チャステイン主演「女神の見えざる手」もおススメ。
作品の詳細
| 作品名：ロビイストの陰謀 |
| 原作名：Casino Jack |
| 監督：ジョージ・ヒッケンルーパー |
| 脚本：ノーマン・スナイダー |
| 公開：カナダ 2011年1月28日、日本 2012年9月29日 |
| 上映時間：108分 |
| 制作国：カナダ |
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