ドラマ

17歳の処方箋

人生は戦いだ!狙え、一発逆転!!

ストーリー:もううんざりだ。家は崩壊寸前、学校も退屈。人生の役に立ちそうなことなんて何もない。エキセントリックなママ、精神不安定なパパ、エリートで笑わない兄貴。こんな人生なんておさらばだ。何とか名付け親のいるニューヨークに転がり込んで、一発逆転の人生を狙う僕は、ダンサーのレイチェルや暇な大学生スーキーと出会って刺激的な毎日を過ごしている。そう、ドラッグもセックスも全て人生の意義とやらを見つけるための経験だ・・・。

出演:キーラン・カルキン、ロリー・カルキン、クレア・デインズ、ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン、スーザン・サランドン、ライアン・フィリップ、アマンダ・ピート、ジャレッド・ハリス、セリア・ウェストン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 目的探しの旅

キーラン・カルキンは本当にいい俳優になったと思います。『サイダー・ハウス・ルール』でも光っていたけれど、今回もいい演技を披露してくれています。そして主役の彼を支える脇も名優ぞろいです。脚本も良く出来ていると思います。母親からの重圧に反抗し、かっこつけ、強がっていながら「怖いんだ」と言ってしまう素直さ・弱さ。よく表現できていると思います。それにしても昔はかっこつけて強がって自分の弱さも否定するのが若者描写だったのに時代は変わったものです(笑)イグビーは17歳ですが、いくつになっても「このままでいいのか?」とあがいている人はきっと沢山いると思います。私もその一人。でも、迷いながらもがきながら必至になってるうちにきっと自然と答えも見えてくる。ちょっと勇気付けてもらえる、そんな作品です。プラス:サントラ出ないですかね・・・。曲が最高にクールです。

★★★☆☆ 期待はずれ

何が言いたいのか分からなかった。大変な母親と父親、家庭だということは分かった。その中でスムーズに成長できず、自分の希望は無視されて母親の思い通りの学校に行かせられる。こういう母親であればそうなるよねという感じ。女性に出会い、適当に体を重ね、その女性はすぐに別の男性と寝る。誰とも希薄な人間関係しか結べない。母親は子供達に殺される。そんなことを子供にさせる母親。そこで母親への愛情に気付く。まあどんな母親でも、子供は好きな気持ちはあるよねという感じ。付け焼き刃のようで全く情感に訴えてこなかった。この男の子の人生も最初からメチャクチャだが、映画自体もテーマがまとまらずメチャクチャ。

作品の詳細

作品名:17歳の処方箋
原作名:Igby Goes Down
監督:バー・スティアーズ
脚本:バー・スティアーズ
公開:アメリカ 2002年9月13日、日本 2004年9月11日
上映時間:98分
制作国:アメリカ
製作費:900万ドル
興行収入:690万ドル
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