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どこまでも満たされない、心と身体

世界文学史に燦然と輝く、文豪フローベールの「不倫小説」の最高傑作が完全映画化!

◆若手女優ミア・ワシコウスカがフローベールのスキャンダラスな問題作にヌード&濡れ場で挑む!
『アリス・イン・ワンダーランド』アリス役のミア・ワシコウスカが、そのセンセーショナルな内容から発表当時には原作の文豪フローベールが風紀紊乱の罪に問われた「不倫小説」の金字塔に果敢に挑み、文学史に名を残すスキャンダラスなヒロイン役で美しいヌードや大胆な濡れ場も辞さない熱演を見せる。

ストーリー：修道院出の夢見がちな少女エマ(ミア・ワシコウスカ)は、情熱的かつ華やかな結婚生活を夢見て年上の医師チャールズ・ボヴァリーと結婚する。しかしその生活はエマが思い描いていたようなロマンティックなものとは程遠く、静かな田舎町と退屈な夫の存在は次第に彼女の心に暗い影を落としてゆく。やがて心の隙間を埋めるかのように、エマは知人の紹介で知り合った美しい青年レオン(エズラ・ミラー)に惹かれてゆく。レオンもまたエマに情熱的な思いをぶつけるが、人妻という立場はかろうじてエマの恋心を押しとどめ、思いは実ることなく彼は仕事のために都会へと去っていってしまう。再び孤独になったエマは、ほどなくして雇い人を夫のもとへ診察に連れてきた資産家のマルキと出逢う。ひと目会った瞬間からエマを気に入ったマルキは、世慣れた態度と甘い言葉で彼女を口説き始める。エマは既存の道徳観を超越するかのようなマルキの堂々たる振る舞いに戸惑いを感じつつも憧れを抱き、遂には体を許してしまう。夫ではない男に抱かれ、かつてない幸福を感じるエマ。それがやがて訪れる悲劇の幕開けだとも知らず・・・。

出演：ミア・ワシコウスカ、ヘンリー・ロイド＝ヒューズ、エズラ・ミラー、ポール・ジアマッティ、リス・エヴァンス、ローガン・マーシャル＝グリーン、オリヴィエ・グルメ、ローラ・カーマイケル

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　不倫の末路

非常に考えさせられるストーリーで面白かったです。自然に囲まれた情景が、見ているこちらは非常に癒されました。夫人はそうでなかったかもしれませんが。。不倫男が一番嫌がるであろうセリフ(私と結婚して！)を夫人が堂々と言ってしまったのが、見ているこちらも「おいおいそれを言ったら確実に逃げられるでしょ 相手は割り切り交際したがってるのに。。」と思わず感じてしまうリアリティーさがありました。夫人は多分色々上手くいかなくて精神的に病んでいたのかなとも思いました。最後のバットエンドが不倫の末路を語っているようで妙にリアルでした。

★★★★★　最も美しいエズラ・ミラー

エズラ・ミラーの出演している映画はほとんど網羅したと思いますが、この作品に出てくるレオン役が最も美しかったと思います。次点で『ウォールフラワー』でしょうか。田舎の退屈な医者と結婚し、不倫と散財で身を滅ぼしていく女性の話です。古い時代なので、ある程度旦那が稼ぐ家の女性は働かず、家事すらメイドがやり、娯楽もなく、手芸や読書ぐらいしかやることもなく・・・。観ながらこれは不倫くらいしかやることもないだろうという気にさせられました。農作業などで働く女性たちが美しく着飾ったエマのことを羨ましそうに振り返り眺めるシーンがいくつかありましたが、だんだんと働いている女性の方が生き生きしているように見えてくるから不思議です。農作業でも家事でも、毎日やることがあるというのは幸せなことなのかもしれないです。美しいエズラ・ミラーを探している方には、文句無しにオススメ出来ます。

★★★★★　美しい映像と教訓

ア・ワシコウスカとエズラ・ミラー。フローベールの文学の世界観に似合った二人と、ファッション・インテリア・風景、どれを取っても美しい作品でした。内容としては、修道院から出て町の医師と結婚した女性が、思い描いていた結婚像通りではない退屈な毎日に飽き、浪費と不倫を繰り返し身を滅ぼして行くお話。どんなに退屈でも淡々と生きること、足るを知る事が大事であるといういつの時代にも通じる教訓が描かれている。ミア・ワシコウスカは、ジェーン・エアなどもそうですが、文学の世界観に溶け込んだような佇まいで非常に美しいのですが、理想を追うあまりに破滅を招くほどに激しい感情を秘めているようには見えず、やはり清純に見えてしまうのでその点だけが違和感が残りました。とは言え、やはり綺麗です(^^;

作品の詳細