地球の復讐・・・地球の核(コア)停止。人類は1年以内に滅亡する
1年以内と宣告された人類滅亡の危機に、選ばれしテラノーツ(地中潜行士)たちが核爆弾で再びコアを動かすため、地下3000キロの危険なミッションに挑む!アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク出演で贈るパニック・アクション
ストーリー:地下3,000キロ、地球の心臓部≪コア≫。そこは、想像を遥かに超えた神の領域。ペースメーカーをつけた人々の突然死。方向感覚を失った鳩の無数の死骸、制御不能に陥るスペースシャトル。世界各地で起きる不可解な異常現象の原因は地球の核<コア>の停止にあった。コアの回転が生む磁界がなくなると、地球には危険な宇宙線が降り注ぎ、生物は1年以内に死滅してしまう。助かる方法はただ一つ。地下3,000キロまで潜って核爆弾を爆発させ、その波動で再びコアを回転させること。全人類の生き残りをかけて、地中探査艇に乗り込んだ6人のテラノーツが、地球の中心に向かって出発する!
出演:アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク、デルロイ・リンドー、スタンリー・トゥッチ、チェッキー・カリョ、ブルース・グリーンウッド、DJクオールズ、アルフレ・ウッダード、リチャード・ジェンキンス
★★★★★ 発想が面白い
SFといえば宇宙が多いですが、この作品は地中が舞台になります。SF映画は観ていて大なり小なり疑問に思ったり矛盾を感じることがありますが、現実で未知の部分は創作されているのであまり深く考えずに観れば楽しめます。この作品も上記に漏れず、大丈夫かと思えるようなペラペラの耐熱耐圧スーツ・耐熱温度2500度なのに5000度の所でもしばらくは大丈夫など「そこはおかしいだろ!」とツッコミを入れたいところがありますが話の流れ的にスルーすれば十分に楽しいです。初めて観たのはDVDでしたが個人的には好きな作品なので何度も観ています。値段が安くブルーレイで売られていたのでポチりました。やはりDVDの画質よりキレイですね。
★★★★★ 構えずに軽く見るべき映画。見応えはあり
『アルマゲドン』の二番煎じだとか、あれより劣ると酷評する人の多い映画だが、私は充分見ごたえがあって楽しめた。むしろ、やたら地球を救うヒーロー感を全面に押し出していた『アルマゲドン』よりも、すんなり見られた気がする。大ごとなのに深刻さや緊迫感が足りないという意見も有るが、そのどこか軽さを残しているおかげで、あれほど次々人が死んでも暗くならずに済んでいると思う。似たような題材の映画はどうしても比較されがちだが、それぞれの持ち味があるのだから、あまり比べてどうのこうの言っても仕方のない話ではないだろうか。ヒロイズム満載の『アルマゲドン』は私はちょっと苦手だったので、有名でも傑作でも何度も見たいとは思わない。でもこの映画なら、忘れたあたりに見直しも充分有り、だ。前半の鳥の襲撃や街の崩壊、そしていよいよ太陽風が吹き付けた時の惨劇など、パニック映画としてもなかなか良く出来ていると思う。登場人物のキャラクターも味があるし、ラストも爽快。人間、どんな状況に陥っても前向きに楽観的に考えて進むべきなんだな、と教えてくれた映画でもある。これくらい、色々突っ込みどころがある方が軽く楽しめて良い、あくまでエンターテイメントとして。
★★★★☆ 地球の内部へという逆発想が面白い!
地球崩壊系の映画では宇宙からの隕石が定番で当時作られていたように思いますが(アルマゲドンとかは典型)、この映画は地球の内部に入っていくという逆発想だった点が、面白かったです。地球崩壊系の映画では、「地球を崩壊させるのは宇宙からの隕石」と外に原因を求めている設定ですが、この映画は「地球が崩壊するのは汚してきた私たち人間たちのせい」と内部に地球を崩壊させるホントの原因があるんだよ、と訴えっているように思いました。そんな事は考えれば分かるのですが、それでも私たちは「他のもののせい」にしているので、その事をこの映画ではメッセージとして伝えていたのかと。『アルマゲドン』のような迫力や大スケールという感じではなく地味な感じを受けますが、自分たちの行動を考えさせられる良い映画だと思います。
★★★★☆ わかりやすく純粋に楽しみやすい。
映画の開始わずかのうちに、ストーリーに入り込める所がよかった。最初はさっぱり意味が分からないタイプの映画より、一般受けしやすいと思います。そこから、次々とわかりやすくストーリーが進んでいく。難しいことは抜きに、驚きと感心とありがちなストーリー展開ではあるが、その事は抜きにシンプルに興味を引き続けて更にストーリーは進んでいく。これは難しい純文学と比べた漫画の様な比較が当てはまるだろう。この映画は我々が親しみやすい漫画の様な分かりやすさが魅力なのだと思います。それ以外はネタバレになるので差し控えますが、ちょっと時間が取れた時に映画でも見てみようと思った人にはピッタリな作品だと思います。本気の映画好きからはどこかで見たことの有るようなストーリー展開にうんざりする要素を強く感じるかもしれませんが、細かい事は考えない、楽しめればいいと思う人にはお勧めできる作品です。
★★★☆☆ 自己犠牲のバーゲン期映画
自己犠牲シリーズですね。『アルマゲドン』や『ディープ・インパクト』などなど宇宙から地中に場所を変えて NASAが張り切ってる映画。大物俳優がいるわけでもなく 見たことある俳優さんを揃えています。個性的な演技が見どころで
コアに対するプレゼンなんかはサラッと聞き流せばいいし、要は急いで巨大ドリルに乗って 地球のコアを叩いて動きを活発化させてあげようと・・・。ただし、急ごしらえで致命的欠陥もあるから壊れた時は人の命をもって 修理することになるというオチまで搭載。そしてなぜかみんな死にたがり。。。。。。ちょっと 涙を誘いすぎたな。
★★☆☆☆ 映像は想像をかきたてる、けど
都合よくクルーが次々死んでいくのが、なんともね、演出上、死がどうにも軽く扱われているような。国家的プロジェクトのはずなのに、あまりに場当たり的な感じもして。砂漠の荒野でとんでもない技術を開発してたけど,あれはふつうにノーベル賞クラスの研究で注目されるでしょ。そんなこんなであんまりのめり込めなかったけど、地下世界の映像は空想的とはいえ、たしかに見応えあるね。
作品の詳細
作品名:ザ・コア |
原作名:The Core |
監督:ジョン・アミエル |
脚本:クーパー・レイン |
公開:アメリカ 2003年3月25日、日本 2003年6月7日 |
上映時間:135分 |
制作国:アメリカ |
製作費:6000万ドル |
興行収入:7300万ドル |
Amazonで探す |
Amazonプライムで視聴する(字幕版) |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |
楽天市場で探す |