ファンタジー

ペネロピ

先祖にかけられた呪いのせいで、豚の鼻と耳を持って生まれてしまった女の子の恋と成長を描くファンタジーラブロマンス

ストーリー:先祖が魔女にかけられた呪いのせいで、豚の鼻と耳をもって生まれたペネロピ(クリスティーナ・リッチ)。呪いを解く方法はただ一つ。「ペネロピと同じ名家出身の“仲間”が、ペネロピに永遠の愛を誓うこと」。屋敷の中だけで育てられ、完璧な花嫁教育を施されたペネロピは、集められた名家の子息との見合いを繰り返していた。彼女の顔を見たとたんに逃げ出す見合い相手たち。そんななか、マジックミラー越しの会話で、自然体のマックス(ジェームズ・マカヴォイ)に心惹かれていくペネロピ。彼女が姿を現わしても逃げ出さなかったマックスに、ペネロピは必死の思いで自分からプロポーズするが、結果は“1000回分の失恋”。ある晩、マフラーを巻いて鼻を隠したペネロピは、ついに一人で屋敷を飛び出した。初めて経験する外の世界で、自分の思い通りに生きようと決意したペネロピを待っていたものは・・・。

出演:クリスティーナ・リッチ、ジェームズ・マカヴォイ、キャサリン・オハラ、ピーター・ディンクレイジ、リチャード・E・グラント、サイモン・ウッズ、リース・ウィザースプーン、ラッセル・ブランド、ニック・フロスト

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ まずは自分が自分を好きでいること。

自分自身を自分がまず受け入れること。それが幸せになるために必要なこと。自分に自信がないと、自分に用意された幸せを支えられなくて落っこってしまう。まずは、誰がなんと言おうと、自分は自分を好きでいなければ、幸せにはなれないと、改めて学びました。音楽もとても好きで、サントラも買いました。自然の中で繰り広げられるストーリーが癒しです。女性に見てもらいたいです。

★★★★★ 大人の寓話

レンタルで見て、大好きになりDVDを購入しました!ウィルハーン家の呪いで豚の鼻を持って生まれたペネロピ。呪いをとく条件はウィルハーン家の誰かに心から愛されること。ペネロピは過保護な母から家に閉じ込められたままたくさんの名家の息子とお見合いを重ねます。ですが、豚の鼻を持ったペネロピを愛してくれる人はなかなか現れません。ペネロピの正体を暴こうとする新聞記者、お見合いでペネロピを化け物だと恐れおののき、復讐の機会を狙っている名家の子息、それぞれの思惑が交錯する中、ペネロピが自由と真実の愛を見つけようとする映画です。豚の鼻がついてても可愛いクリスティーナ・リッチ。レトロな衣装と色調・・・たまらん人にはたまらんはず!勇気を出したい人、最近元気が出ない人、自分を好きになりたい人に見てほしい!

★★★★☆ 役柄ぴったり。

クリスティーナ・リッチの豚鼻がとってもキュート。脚本・カメラ・編集どれもソツがなく、良い役者を揃えてイイ映画撮ったね!という作品でした。少々お説教じみた教訓も欧米的でまあ、いいでしょう。女の子が好きそうな物をいっぱい集めて飾り立てたぺネロぺの世界はANNA SUI的で超個性派のクリスティーナにぴったり。彼女もだいぶカドが取れてきて、ぺネロぺにぴったりだし、最近いろんな作品で見るジェームズ・マカヴォイの情けない感じも良いのですが、何といってもパパ役のリチャード・E・グランドが最高!「紅はこべ」などで知られる名コスチュームプレイヤーですが、日本公開されている作品が少なく、久々にこの作品で大活躍されているのを見ることができて大満足。ちょっと趣向が違うように感じられるかもしれませんが、BBC制作のジェーン・オースティン作品やコスチュームムービーがお好きな方は結構こんな作品も好きではないかと思います。おためしあれ★

★★★★☆ いろんなメッセージ性があって良かったです

予告で見てからずっと気になってた映画。名家の娘として生まれたペネロピ。しかし、先代の犯した罪のせいで呪いをかけられ豚の鼻をした顔で生まれてきてしまう。”ありのままの彼女を愛する人が現れたら呪いは解ける”その呪いを解く鍵を握るのは一体誰か・・・。途中で「ん?」と疑問に思うシーンがいくつかあって、それがラストで全て明かされた時にすごく感動した。家を飛び出したペネロピと知り合う女性を演じたリース・ウィザスプーンの役どころがとても良かったです。

★★★☆☆ お菓子系映画

宣伝でイメージしていた通りの映画で和みました。可愛い衣装と、それを着たクリスティーナ・リッチ鑑賞のために観たので、とっても満足。内容は、なんのひねりもない王道路線です。ふと思ったのは、日本の昔話の「一寸法師」もそうですけれど、魔法みたいなので最後に外見が普通になって幸せになるっていうのは、コンプレックスの克服というより、コンプレックスの帳消しではないかと・・・。個人的には、豚の鼻のペネロピのほうに、心惹かれました。ちなみに、この手の映画でダントツに好きなのは『愛しのローズマリー』です。

作品の詳細

作品名:ペネロピ
原作名:Penelope
監督:マーク・パランスキー
脚本:レスリー・ケイヴニー
公開:イギリス 2008年2月1日、 2008年3月1日
上映時間:アメリカ、イギリス
制作国:アメリカ、イギリス
製作費:1500万ドル
興行収入:2100万ドル
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