ドラマ

ミスエデュケーション

クロエ・グレース・モレッツが、体当たりの演技で新境地を見せる!

ストーリー:1993年。交通事故で両親を亡くし、保守的な叔母と暮らすキャメロン・ポスト(クロエ・グレース・モレッツ)は、同性の恋人を持つ高校生。プロムの夜、彼女は車の後部座席で恋人とセックスに及ぶが、運悪く同級生に目撃されてしまう。それを知った叔母は、キャメロンを矯正治療施設「神の約束」に入所させるのだった。治療に消極的なキャメロンだったが、次第に同じ施設に暮らすはみ出し者のジェーンやアダムと絆を深めていき・・・。

出演:クロエ・グレース・モレッツ、サッシャ・レイン、ジョン・ギャラガー・Jr、フォレスト・グッドラック 、ジェニファー・イーリー、クイン・シェパード、エミリー・スケッグス、ダルトン・ハロッド、クリストファー・ディラン・ホワイト、マリン・アイアランド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ クロエちゃんのファンならオススメ

かなりゲスな感想ですが、ほぼ全てのシーンにクロエちゃんが出ているし、唐突にかつ何度も何度も何度もクロエちゃんのキスシーンが入るので、全く退屈はしないです。違和感もなく、可愛いから美しいに移行していくクロエちゃんが、画面いっぱいたくさん観られます。この手の寄宿制の教育施設で、十代とはいえ自我の確立された人間の思想や趣味嗜好を、本当に変えられるのか懐疑的なため、この作品の製作者がどういう結論を提示するのか興味があったのですが、その点は正直裏切られました。納得はしましたが。クロエちゃんのファンの方のみ、オススメします!

★★★★☆ キャメロン・ポストの間違った教育

「ミスエデュケーション」の意味は「間違った教育」です。何が間違っているのかというとクロエ・モレッツ演じるキャメロン・ポストが同性愛者だからです。今の時代では同性愛を「間違った」ということ自体が間違いですが…2012年のエミリー・ダンフォースの小説が原作となっています。映画の時代設定は1993年です。キャメロンの叔母も古い考えにとらわれています。キャメロンがプロムの夜にクイーンのコーリーと車の中で性行為をしているところを目撃されてしまいキャメロンが同性愛者であることが知られてしまいます。叔母のルースはキャメロンを同性愛者を異性愛者へと転換させる治療施設「神の約束」へ入院させます。そこで出会う仲間たちとの絆と成長の物語です。クロエ・モレッツは21歳になりました。6歳の頃から芸能活動をし13歳の「キック・アス」でブレイクしました。「世界で最も美しい顔」にもたびたびランクインし2位になったこともあります。そのクロエのキスシーンが何度もあります。猥褻でもあり美しくもあります。監督もニューヨーク生まれの女性でまだ34歳と若いです。映画は2018年サンダンス映画祭「長編コンペティション部門」でグランプリとなりました。…クロエは実生活でも女性モデルのケイト・ハリソン27歳と路上でキスをしたり半同棲だと言われています。事実?映画のプロモーション?

★★★☆☆ 同性愛の矯正などまったく無意味、というか必要ない

この作品のシチュエーションは、以前観た『ある少年の告白』に似ている。10代の同性愛者が主人公で、その性的嗜好を正すためにキリスト教系の矯正施設に放り込まれる。両者の違いは、主人公が女性か男性かというくらい。ただ『ある少年の告白』の場合は、施設問題を告発する意図が強いのに対して本作はマイルドで、人間ドラマの方に重点が置かれていることである。ただ私は正直、どちらの作品もあまり心には響かなかった。理由はよくわからない。ひょっとしたらこういった施設が身近になく、あまりぴんと来ないことが一因かもしれない(歌舞伎や宝塚歌劇が人気を博している日本では、同性愛は比較的寛容かと思われる)。そもそもキリストの名において同性愛を矯正しようという考え方自体が馬鹿馬鹿しく、これなら自殺を図る少年少女がいても何ら不思議ではない。よって後半の展開にも驚くことはなく、私のなかでは観る前から結論が出ているから、それが感情移入を阻んでいるのかもしれない。

作品の詳細

作品名:ミスエデュケーション
原作名:The Miseducation of Cameron Post
監督:デジレー・アカヴァン
脚本:デジレー・アカヴァン
公開:アメリカ 2018年8月31日
上映時間:90分
制作国:アメリカ、イギリス
製作費:90万ドル
興行収入:140万ドル
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