ドラマ

フリー・ゾーン 〜明日が見える場所〜

カンヌ映画祭で絶賛された、ナタリー・ポートマン主演の話題作!イスラエルを舞台に、生きていく中での不運を悲しくもユーモラスに描いたロード・ムービー

ストーリー:ユダヤ系アメリカ人のレベッカ(ナタリー・ポートマン)は、祖国イスラエルで恋人とケンカ別れをし、女性タクシー・ドライバーのハンナ(ハンナ・ラズロ)の運転するタクシーに乗り込む。失意から行き先の定まらないレベッカに、ハンナは隣国ヨルダンへ向うことを提案する。彼女はヨルダン側のフリー・ゾーン(自由貿易地区)に行き、夫の商売相手から滞っている代金を回収しようとしていたのだ。何とか国境を越えた二人は目的地へ。しかし、当の取引相手、通称「アメリカ人」と呼ばれる男は不在だった。代わりに応対するパレスチナ人女性レイラを道案内に、一行は「アメリカ人」の居る村を目指す。だが、夜間に到着した村は、なぜか農場から家屋まで、辺り一面炎に包まれていた・・・。

出演:ナタリー・ポートマン、ハンナ・ラズロ、ヒアム・アッバス、カルメン・マウラ、マクラム・フーリー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★☆☆ 印象的なオープニング

ユダヤ人の父を持つアメリカ人のレベッカ。婚約者の母に「ユダヤ人じゃない」と言われて家を追い出され、途方に暮れていた彼女は、乗り込んだタクシー運転手のハンナと一緒にヨルダンを目指す。冒頭に10分間ほどレベッカが延々と泣いている横顔からスタートします。流れている歌も悲しく歌詞もなかなか意味が理解できません。ですが、美しい横顔にとても引き寄せられますし、歌も覚えてしまいました。「父さんが市場で子羊を買ってきた・・・」というインパクトがある歌詞です。このレベッカという女性をナタリー・ポートマンが演じています。合作とはいえイスラエルの映画にまさかナタリーが出るなんてという衝撃があります。日本では劇場未公開ということは採算が取れないと考えたからでしょうか。確かにその通りだとは思います。ナタリーがタクシーで隣国のヨルダンへ向かい、そこで何を求め何が解決されたのかが全く分からず首を傾げたくなりますがまたいつかもう一度見たいと思わせる作品でした。

作品の詳細

作品名:フリー・ゾーン 〜明日が見える場所〜
原作名:Free Zone
監督:アモス・ギタイ
脚本:アモス・ギタイ、マリー=ジョゼ・サンセルム
公開:イスラエル 2005年6月9日、日本 劇場未公開
上映時間:92分
制作国:イスラエル、ベルギー、フランス、スペイン
製作費:120万ドル
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