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バイス

『マネー・ショート』のアダム・マッケイ監督による実話&社会派ブラックエンタテインメント

ストーリー:大統領首席補佐官、国防長官の職を経て、ジョージ・W・ブッシュ政権の副大統領に就任したチェイニー(クリスチャン・ベール)。2001年9月11日の同時多発テロ事件ではブッシュを差し置いて危機対応にあたり、あの悪名高きイラク戦争へと国を導いていく。法をねじ曲げることも、国民への情報操作もすべて意のままに。こうしてチェイニーは幽霊のように自らの存在感を消したまま、その後のアメリカと世界の歴史を根こそぎ塗りかえてしまったのだ・・・。

出演:クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、ケイリー・スピーニー、スティーヴ・カレル、サム・ロックウェル、アリソン・ピル、リサ・ゲイ・ハミルトン、ジャスティン・カーク、エディ・マーサン、ジェシー・プレモンス、リリー・レーブ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 迫力ある映画でした。

影の大統領だったんですね。残念ですが昔も今も今後もある事なんでしょう。

★★★★★ 政治物は、観るとやる気がでてくる

この話は、口下手、暴力的、酒癖が悪い一方、卓抜した指導力やその他特に秀でた能力があるわけでもないチェイニーが、運よく権力者と結びついて、栄枯盛衰を経ながら自らも権力者へとのし上がっていく様子を描いた物語という感じです。政治ゲームの描写はあまりなかったようには思いますが、ちょい無能な男が知恵と自信をつけて政治のボードにのし上がるというのは、平凡な会社員でも一念発起すればどうにかなるのではないかと思わせてくれる節があり、観ていてやる気が出てきました。他方、キッシンジャーの存在、保守系シンクタンクが繁栄した背景など現代史に触れつつ、チェイニーが師で盟友のラムズフェルドと組んで無能なブッシュジュニアを操り、主にイラク戦争に突き進めた様が描かれています。9.11以降の一連の出来事は、同時代ではあほな中学生でよく理解できなかったのですが、改めて学びたいと感じました。

★★★★☆ チェイニーが作った今の米日政治の形

この映画が撮れるアメリカ文化のふところの深さみたいなものを感じられる。

★★★☆☆ 主役がすごい!

主役のクリスチャン・ペールの役者魂がすごい。バットマンを微塵も感じさせない風貌、演技。チェイニー元副大統領の話で、ストーリー自体はそれほど楽しいものではなかった。

作品の詳細

作品名:バイス
原作名:Vice
監督:アダム・マッケイ
脚本:アダム・マッケイ
公開:アメリカ 2018年12月25日、日本 2019年4月5日
上映時間:132分
制作国:アメリカ
製作費:6000万ドル
興行収入:7600万ドル
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