さあ、人生のホームワークを始めよう
ひねくれジジイといじめられっ子の少年が、最高の相棒になる! !
北米でわずか4館の限定公開でスタートしながらも、幅広い観客層の共感を誘ってみるみるうちに2500スクリーンに拡大、ボックスオフィスの4位まで駆け上がり、興収4400万ドルのスマッシュヒットを記録したハートウォーミングな感動作!
ストーリー:アルコールとギャンブルに溺れるちょい悪オヤジのヴィンセント(ビル・マーレイ)は、ひょんなことからお隣に引っ越して来た、いじめられっ子オリバー(ジェイデン・リーバハー)の面倒を見ることになる。小学生相手に容赦なく毒舌を連発し、行きつけのバーや競馬場にも連れ歩き、ヴィンセントはオリバーに注文の仕方、オッズの計算方法、いじめっ子の鼻のへし折り方など、一見ろくでもないことを教え込んでいく。最初は最悪だと思っていたオリバーだが、ある日ヴィンセントが介護施設に立ち寄り、認知症の妻に愛おしげに接する様子を目の当たりにする。気難しい老人と気弱な少年の間にはいつしか奇妙な友情が芽生え、2人のささやかな冒険の日々が始まった・・・。
出演:ビル・マーレイ、メリッサ・マッカーシー、ジェイデン・リーバハー、ナオミ・ワッツ、クリス・オダウド、キンバリー・クイン、ドナ・ミッチェル、テレンス・ハワード、ダリオ・バロッソ、レイ・ヤンニチェッリ、スコット・アドシット、アン・ダウド
★★★★★ 自分を貫く生き方なんだなあ
現代において自分を貫きつつ、流れに身を任せる生き方。人の自由な生き方、間違いだろうが、正義だろうが、卑怯だろうが、不摂生だろうが、不潔だろうが、愛情深いだろうが、やられたら100倍返しだろうが、生き方の多様さ、人間臭さの大切さを観ました。良い映画ですね。
★★★★★ 涙が止まらないラスト、心が温かくなる物語
ひと癖もふた癖もある老人ヴィンセント(ビル・マーレイ)と、内気だけど賢い少年オリヴァーの友情の物語。ヴィンセントの人生は、決して平坦ではなく、救いようがない様に見える。お金はなく、口座はマイナス。家もぼろぼろ。通ってくるのはお金にしか興味が無い売春婦だけ。そんなヴィンセントの人生に突如現れた少年がオリヴァー。オリヴァーとの交流で徐々にヴィンセントの人生が明らかになってくる。ラストのオリヴァーのスピーチシーンで、ビルマーレイの表情だけでも涙が出ます。誰からも褒められず、好かれず、人知れず生きてきたヴィンセントに、心から拍手と賞賛を捧げたくなる。人生は、そんなに悪いものではない。人に優しくしたくなる物語。
★★★★☆「聖人」とは?
原題はSt.ヴィンセント、つまりヴィンセントさんは「聖人」なんだそうです。この話では冒頭から、学校の授業で「聖人」についての話があります。「聖人」とは?不良爺のヴィンセントをなぜ「聖人」と呼べるのか?その定義を少年が見出すまでの物語。冒頭からラストまで、聖人にからめた一本筋があり、シンプルな話ながらよく構成されていると思います。『陽のあたる教室』、『ニュー・シネマ・パラダイス』みたいな、心地よく見れる映画が好きな方にはお勧めです。
作品の詳細
作品名:ヴィンセントが教えてくれたこと |
原作名:St. Vincent |
監督:セオドア・メルフィ |
脚本:セオドア・メルフィ |
公開:アメリカ 2014年10月24日、日本 2015年9月4日 |
上映時間:102分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1300万ドル |
興行収入:5400万ドル |
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