果たすべき約束がある。たとえ、あなたが何者であっても
ロンドンの裏社会で暗躍するロシアン・マフィアの男と、表の世界で小さな命のために奔走する女の運命を描く
ストーリー:イギリス、ロンドンにある病院に身元不明のロシア人少女が運び込まれる。少女は子どもを身ごもっており、出産ののちに息を引き取ってしまった。手術に立ち会った助産師のアンナ(ナオミ・ワッツ)は少女が遺した日記を頼りに、彼女の身元を割り出そうと動き始める。手掛かりをたどるうち、アンナはロシアン・マフィアの運転手を務めるニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)と出会う。 やがて、日記を通じて少女とロシアン・マフィアとの関係が浮かび上がり、そこには恐ろしい事実が記されていたことが発覚する。知らず知らずのうちに危険な場所に足を踏み入れてしまったアンナと、なぜかいつも彼女を助けてくれるニコライ。ニコライの持つ秘密とは?日記が示す犯罪の行方は?ニコライとアンナの運命はいつしか絡み合っていく・・・。
出演:ナオミ・ワッツ、ヴィゴ・モーテンセン、ヴァンサン・カッセル、アーミン・ミューラー=スタール、イエジー・スコリモフスキー、シニード・キューザック、ミナ・E・ミナ、ドナルド・サンプター、ジョセフ・アルティン、ラザ・ジャフリー、テレーザ・スルボーヴァ
★★★★★ 迷ってるなら、ぜひ見てほしい!!!
ヴィゴによって作り出されるニコライの独特の雰囲気とそれを全く邪魔せずなおかつさらに自らの世界観を重るデヴィット監督の才能にはため息もの。少々重苦しいかもしれないがこれくらいがこの二人の作り出す世界そのもの。見ようか迷っているのであればぜひとも見てほしい一作です。
★★★★★ 続編が見たくなる作品です
ロンドンでロシアマフィアが暗躍しているなんて、とても衝撃的です。ヴィゴ・モーテンセンとナオミ・ワッツ、ふたりの演技が素晴らしい!お互いに魅かれながらも、もう二度と会うことは無い・・・と思わせる演技が物悲しいです。清楚なナオミ・ワッツが、自分とは無縁だったはずの悪の世界に何度も挑みかかる姿がかっこいい!それにしてもヴィゴ・モーテンセン、どこから見ても「本物」です。凄みが何とも言えません。この作品のためにロシアを旅して本物の人たち出会い、話までしたそうです。とにかくすごい!続編を期待したい作品です。
★★★★☆ 日本映画的(?)
サウナでの真っ裸バトルシーンがすごかった〜。ヴィゴ・モーテンセンが、とにかくカッコいい!物語より、クールなヴィゴばかり印象に残ってる。陰りある横顔とか、思わせぶりな表情、仕草など、彼ひとりの魅力でストーリーは吹っ飛びましたよハイ。あの優しそうなお爺ちゃんに、可愛らしいアンナがハメられるんじゃないかと、これまたソワソワした!マヌケな息子のキリル、ヴァンサン・カッセルも、父からの信頼を得ていないところに親しみを感じた。ラストシーンのヴィゴが、すごくカッコいいから、このロシアンマフィアの物語に浸ることができた。あの後、もう少し見たかった気もするのですが、緊張感の途切れない映画で、とても面白かった。
★★★☆☆ 可も無し不可も無し ごく普通のマフィア映画
マフィア映画好きには良い映画かも知れないが、クローネンバーグの変態映画目当てで観るとかなり期待外れ。ごく普通のマフィア映画だった。
作品の詳細
作品名:イースタン・プロミス |
原作名:Eastern Promises |
監督:デヴィッド・クローネンバーグ |
脚本:スティーヴ・ナイト |
公開:アメリカ 2007年9月8日、日本 2008年6月14日 |
上映時間:100分 |
制作国:アメリカ、イギリス、カナダ |
製作費:5000万ドル |
興行収入:5600万ドル |
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