列車に乗り合わせていた3人のアメリカ人青年がテロリストに立ち向かう姿を描く
ストーリー:2015年8月21日、554人の客が乗るアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリスに、武装したイスラム過激派の男が乗り込み無差別テロを企てる。乗客たちが恐怖に凍り付く中、旅行中で偶然乗り合わせていたアメリカ空軍兵スペンサー・ストーンとオレゴン州兵アレク・スカラトス、二人の友人の大学生アンソニー・サドラーが犯人に立ち向かう・・・。
出演:スペンサー・ストーン、アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、ジュディ・グリア、ジェナ・フィッシャー、レイ・コラサーニ、マーク・ムーガリアン、イザベラ・リサチャー・ムーガリアン、クリス・ノーマン、P・J・バーン、トニー・ヘイル、トーマス・レノン
★★★★★ これこそが事実の際現に務めた作品
ふつうにいい映画やん、エンタメ期待してたらそら裏切られるでしょw やっぱイーストウッド監督は凄いって言うか信頼というか、ある意味安心して見れる。内容もキャストも全部凄い。これ、歴史に残る映画だと思うけど、公開当時評価低いのが理解できないわ・・・。
★★★★★ 突撃兵の瞬間
タリス銃乱射事件は実際に起きた事件であり、当時列車内で発砲した犯人を本人たちがその本人を演じ、見事に犯人を取り押さえたというものである。しかし、空軍に所属する米兵が勇敢にも300発の弾丸を所持し、小銃を構える犯人に猛然とタックルする様は衝撃的だった。銃が不発だったのが幸いで、あの至近距離から撃たれていれば下手をすると即死だったかも知れない。この作品の冒頭から3分の2は、主人公の三人の少年時代からヨーロッパ旅行、事件発生までを描いたもので、残り3分の1ほどは全く別の作品と捉えてもいい。それにしても、ヨーロッパ旅行中の三人の行く先々での見知らぬ人たちのとの会話はシャレていてとてもよかった。
★★★★☆ やっぱり実話だったどころか・・・
事件を知らずに見ましたが終盤辺りからあれ?これ実話かな?といった雰囲気があり調べるとやっぱり実話でした。しかしそれ以上に凄いのがなんと本人達が演じてるというとこに驚きました。映画だからあまり演技に注目がいかないのもありますが、凄く自然で良かったです。実際の事件の部分は終盤のみですが、それまでの子供時代などの流れも面白く良かったです。
★★★☆☆ 最後の事件のシーンは意外とあっさり
実話をもとにした映画では最後に実際の映像が出るパターンが多いけどこれはなかった。なぜか?と思ったら、そもそも本人が演じてたからなんですね。その点はびっくり。ただ、実話をもとにしただけあってドキュメンタリー要素が強く盛り上がりにはかける。しかも最後の事件シーンが結構あっさり。三人が速攻拘束して、そりゃそれでいいことなんだけれども。乗務員が先に逃げちゃったとかそういうのは表現されてないですね。あと太っちょのおじさんは医師か何か?急に出てきて勲章もらってたけれど。悪くないけど、あともうちょっとなにか欲しかったなっていうのが正直な感想。
作品の詳細
作品名:15時17分、パリ行き |
原作名:The 15:17 to Paris |
監督:クリント・イーストウッド |
脚本:ドロシー・ブライスカル |
公開:アメリカ 2018年2月9日、日本 2018年3月1日 |
上映時間:94分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3000万ドル |
興行収入:5700万ドル |
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