アクション

タイタンの戦い

神々 vs 人間、開戦。 その戦い、スケール、無限大

ストーリー:時は古代ギリシャ世界。神の王であるゼウス(リーアム・ニーソン)を頂点に、神々が君臨していた時代。ゼウスは人間を創り、彼らからの崇拝と愛を糧に不老不死を保っていた。しかし、傲慢で自分の欲望を満たすためには何でもありの神々に、人間は反旗を翻すようになっていった。神と人間の争いは日常と化し、漁師を営むペルセウス(サム・ワーシントン)の家族はそれに巻き込まれ、冥界の神ハデス(レイフ・ファインズ)に船ごと沈められたのだ。オリンポスの神殿では、人間と和解しようと主張する12神と、それを拒むゼウスが対立していた。そこへハデスが現れ、人間を懲らしめる時が来たと進言、その役を任せてくれと申し出る。弟のゼウスに冥界へと追いやられたことを恨むハデスには、密かな企みがあったのだが、怒りで我を失ったゼウスは、ハデスの提案に乗ってしまう。かねてより神々を侮辱していたアルゴス国の国王と王妃の前に出現したハデスは、10日後の日蝕の日に海の魔物にして、無限大の大きさを誇るクラーケンを放ち、都を滅ぼすと宣言する。ただし、王女アンドロメダ(アレクサ・ダヴァロス)を生け贄に差し出せば、破滅は逃れられると―。神々と互角に戦える男は、ひとりしかいない。神の血を引くペルセウスだ。ペルセウスは、家族の仇を討つために立ち上がる。あくまで人間として。世界の存亡をかけた戦いの行方は・・・。

出演:リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズ、サム・ワーシントン、ジェイソン・フレミング、ジェマ・アータートン、アレクサ・ダヴァロス、マッツ・ミケルセン、ルーク・エヴァンズ、イザベラ・マイコ、リアム・カニンガム、ニコラス・ホルト、ポリー・ウォーカー、エリザベス・マクガヴァン、カヤ・スコデラリオ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ まっとうな古典のリメイク/リミックス

ペルセウスにまつわる逸話を複数継ぎ合わせてひとつの物語としており、アンドロメダの代わりに別のヒロインを立てたりその他脇役も増やすなど話をふくらませるための改変を施しているとはいえ、大筋はギリシャ神話の通りに進むので、良くいえば安心できる、悪くいえば意外性は少ない話運び。現在の目から見るとCG臭は多少あるが気になるほどではないのでアクションや迫力に注力したコテコテファンタジーな映像部分を楽しむのが吉。個人的に、クラーケンの造形が思いのほかクリーチャー・人外的に格好いいためもうちょっと全体像(コンセプトアートでは確認することができる)を見せた大立ち回りがあったら尚よかったな、などと思ってしまう。

★★★★☆ この手の作品をあまり見たことがない人へ

私は神話に詳しくないですが、人間が神への信仰心を捨て、神は力を失い欠けていて、怒っているという事から始まっているようです。オリンポスの神々は物凄い力を持った子供のようです。人間のことなど何も考えていませんが、人間が信仰心を失うと怒るからです。そして怒りは強く、都市を壊滅させるほどの災害を起こして人間の信仰心を取り戻そうとします。それが人間の姿をしているので余計に厄介な存在に見えます。しかしそんな神に人間は「あきらめない」という武器で立ち向かって乗り越えていきます。いくつもの戦いで仲間たちがどんどん死んでいきますが、それでも先へ進む姿に、人間の偉大な力を感じました。人間が神を凌ぐものはこの「あきらめない」力だと思いました。

★★★☆☆ 非常にオーソドックスだが

普遍のペルセウス神話を、どう見ても海兵隊上がりのGIカットのイケメンが演じます。背景、小道具、CGもきっちり作り込んでいます。見ても損はないかと。

作品の詳細

作品名:タイタンの戦い
原作名:Clash of the Titans
監督:ルイ・レテリエ
脚本:トラヴィス・ビーチャム
公開:アメリカ 2010年4月2日、日本 2010年4月23日
上映時間:106分
制作国:アメリカ、オーストラリア
製作費:1億2500万ドル
興行収入:4億9300万ドル
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