ドラマ

エリザベス

愛を脱いで王冠を着る

運命に翻弄されながらも強い意志のもとに女王まで上り詰めていく姿を描いた大河ドラマ

ストーリー:英国王ヘンリー8世、その愛人アン・ブーリンとの間に生まれたエリザベス(ケイト・ブランシェット)。腹違いの姉、メアリー女王の死後、弱冠25歳でイングランド女王に即位。側近のウォルシンガム、セシル、ノーフォーク卿でさえも誰が敵か味方か分からない中で、唯一彼女の心の支えになっていた恋人のダドリー(ジョセフ・ファインズ)。王室中のスキャンダルの的となりながらも、毎晩逢い引きを重ねる中で、国内の宗教争いは激化し、イングランド史上最大の危機に直面する。エリザベスを失脚させようと、時の権力者ローマ法王を始め、全ヨーロッパから忍び寄る暗殺指令と陰謀の影。その計画の中に恋人のダドリーも加わっている衝撃の事実を知る。自分の家来やヨーロッパ中に敵を作りながらも優れた判断力と英知で国を立て直そうとしたエリザベスだったが、無益な戦いで国民が傷ついていくのを目の当たりにした彼女は、ある決意をする。

出演:ケイト・ブランシェット、ジョセフ・ファインズ、ジェフリー・ラッシュ、クリストファー・エクルストン、リチャード・アッテンボロー、エドワード・ハードウィック、ヴァンサン・カッセル、ダニエル・クレイグ、エミリー・モーティマー、ケリー・マクドナルド、ジェームズ・フレイン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 素晴らしかった

ケイト・ブランシェット素晴らしかった。当時ハリウッドではあまり知られていない新人だったにもかかわらず、起用した監督もすごい。一人の少女が自分を捨て、女王になっていく様をほとんど取り憑かれているかのような演技で魅せてくれる。

★★★★★  テンポが早く、とにかく面白い。

映画館で見たのを含め、今回が4回目の鑑賞でした。テンポが結構早く、当時の英国の状況も疎い自分にとって、面白さはすごくあるも、全体を十分理解できなかったが、4回目にして、かなり理解できた。この映画は当時の英国の歴史的背景も、エリザベスの成長過程も解り、本当に面白く、ワクワク見ました。

★★★★★ ケイト・ブランシェットの迫真の演技

なぜこの作品で彼女がアカデミー賞をとれなかったのでしょう?そんな疑問を持ちながら見た映画です。少々重苦しい雰囲気漂うイギリス映画。こんなに重たいのって叫びたくなったぐらい重い・・・。けどそれを払拭できるだけの演技力を兼ねそなえたブランシェットの演技。素晴らしいの一言です。

★★★★☆ 良かったです。

英国の歴史を学ぶつもりで、この映画を観ました。エリザベス女王って、どんな人かその時代とともに衣装なども良くわかるとともに、陰謀渦巻く中での生きざまも知れるものです。ストーリーも良くできた映画として、とても面白く観られました。

★★★☆☆ イギリス王朝の暗闇

イギリス王朝の中でも、特に暗い時代の話です。宗教対立で新教徒を迫害した腹違いの姉のブラッディ・メアリー(血まみれのメアリー)の後を継いだエリザベス1世ですが、時代に流されて王位を継いだものの大切なものを数多く無くという物語です。そんなひと時代を切り取ったものですが、いささかストーリー展開が弱い印象。(そこが浅い)もう少し深く見せて欲しかったので★3つです。

★★☆☆☆ 余計なものが多すぎた

エリザベスI世に関してのDVDは全部見ました。質的には重圧でしたが、余分なセックスシーンが入りすぎているように思えるのは私だけでないはずです。 一応バージンクイーン?で通っているはずですよね!歴史的な面を強調してくれたらもっと素晴らしいドラマになっていたと思います。彼女の演技が良かったのでなお更残念でした。個人的な意見ですが、良いドラマを作るなら余分なSexシーンは必要ありません。ヘレン・ミレンのエリザベスIを推薦します。

作品の詳細

作品名:エリザベス
原作名:Elizabeth
監督:シェカール・カプール
脚本:マイケル・ハースト
公開:イギリス 1998年10月2日、日本 1999年8月28日
上映時間:124分
制作国:アメリカ、イギリス
製作費:3000万ドル
興行収入:8200万ドル
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