ドラマ

ヒア アフター

世界を感動に包む、<希望>と<再生>の物語

ストーリー:アメリカ人の肉体労働者のジョージ(マット・デイモン)は、幼いころから死後の世界と特別なつながりを持っていた。フラン人ジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)は、現実を揺さぶられるような臨死体験をした。そしてロンドンの小学生マーカス(フランキー&ジョージ・マクラレン)は最愛の人を失い、悲しみの最中にあった。真実を探す三人の人生はやがて交錯し、永久に変わってしまう運命にある。あの世(ヒア アフター)に存在するかもしれない、きっと存在するはずだと信じるものによって・・・。

キャスト:マット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、ジェイ・モーア、ブライス・ダラス・ハワード、マルト・ケラー、ティエリー・ヌーヴィック、フランキー・マクラレン、ジョージ・マクラレン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 人と人との繋がりを描いた暖かい映画

観てよかった。観終わってとても優しい気持ちになりました。死後の世界がストーリーの根幹にあるので、一見その世界がテーマなのかと思いましたが、エンドロールが出た瞬間に描きたい内容に気づかされます。人と人がお互いに思いあう気持ちは、死んでからも変わらない。その思いは現実世界も死後の世界も生きている。そして生きている者は死にとらわれず自分の人生を生きようと優しく語っているように感じます。最後のシーンは、一見未来を見通せたようにも見えますが、あれは単なる妄想で、今まで誰も自分の辛さをわかってくれず過ごしてきて、やっと分かり合える人に巡り逢えた思いが喜びがこみ上げてきて妄想してしまったんだと思います。人の全てを知ることを拒んできたけど、自分を知ってほしい、理解してほしい、そして分かり合える通じ合える喜び知る。そんな人と人との繋がりを描いた暖かい映画でした。死後の世界を毛嫌いする方もいますが、生きている限り誰も知らない世界です。簡単にオカルト映画と思われがちですが、そういう映画ではないことを付け加えておきます。

★★★★★ 誰とも解りあうことができないような苦しみを味わった人へ

「この映画がなぜ高評価なのかわからない」というレビューがあったので書いてみた。この映画がわからない人は、まだ本物の苦しみにぶつかった事のない人なのだと思う。おそらく何の不自由もなく、健康な体を持ち、悩みもなく、ラッキーな人生を送ってきた人。だけど人は、老いと病いと死からは逃がれられない。全ての人間に遅かれ早かれ必ず平等に苦しみは訪れる。自分を含めた身近な大切な人々全てに訪れる。だから今はまだこの映画がわからないという人も、頭の片隅に置いといたらいいと思う。そして、誰とも解りあうことができないような孤独な苦しみがやってきた時、もう一度観たらいいと思う。わからないからって捨ててしまうには勿体ない映画だと思うから。オープニングからラストまで、映像、音、構成の全てがそういう優しさと配慮で貫かれた映画です。

★★★★☆ 主張がなく、物語の魅力だけを味わえるところが良い

臨死体験をした女性ジャーナリスト、霊能力を持つ男性、双子の兄を亡くした少年が数奇に出会う物語。非常にスピリチュアルな内容ではあるが、宗教的押し付けもなく、それぞれの体験と行動を味わい深く描き、交差していく様子を描く。その先に目指すことなども特に主張せず、ただ、出会いがそれぞれにとって前を向く切っ掛けになったことだけを感じさせるラストも良い。それぞれの体験が少しづつの磁力を持ってお互いの距離を縮める描写が素直にドラマチックで素敵だった。

★★★★☆ とても素晴らし作品

死者と話ができる力がある男性、双子の兄を事故でなくした子供、臨死体験をした女性。理解してもらえない、自分でも持て余す体験をしてその感情に毎日入り込んで抜け出せない3人の登場人物。みんなが悩みを抱えていて全体的に暗い雰囲気になっていますが、最後はお互いに心が触れ合って孤独から解き放たれ前向きになっていく・・・素敵な映画です。人はやはり理解されたいし、受け入れてもらいたい、救われたい。そしてその体験があるからこそ、ぴったりの出会いがあるのですね。お話しにオチがないのは、人生はこれからも続いていく、終わりはないという監督のメッセージでしょうか。観終わった後の余韻も深く素晴らしい作品です。是非観て欲しいです。

★★★☆☆ イーストウッド

話の筋は悪くないが、終わってみると薄く感じ、残るものもなかった。あとストーリーの細かいところが安っぽく、単純で雑だった。普通の作品。

作品の詳細

作品名:ヒア アフター
原作名:Hereafter
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ピーター・モーガン
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
公開:アメリカ 2010年10月22日、日本 2011年2月19日
上映時間:129分
制作国:アメリカ
製作費:5000万ドル
興行収入:1億500万ドル
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