“あの頃”を経験した全ての人に贈る青春回帰ムービー!
最旬キャスト集結!「ライ麦畑でつかまえて」の再来と絶賛、社会現象となった“青春小説の金字塔”が映画化!
ストーリー:チャーリーは、小説家志望の16歳。入学初日にスクールカースト最下層に位置付けられた高校では、ひっそりと息を潜めてやり過ごすことに注力していた。ところが、そんな彼の生活は、周囲の学生たちとは関係のない“特別席”で、眩しいほどに輝いていた、陽気でクレイジーなパトリック、美しく奔放なサム兄妹との出逢いにより、一変する。初めて知る“友情”、そして“恋”。世界は無限に広がっていくように思えた。だが、チャーリーがひた隠しにする、過去のある事件をきっかけに、彼らの青春の日々は思わぬ方向へと転がり始める・・・。
出演:ローガン・ラーマン、エマ・ワトソン、エズラ・ミラー、メイ・ホイットマン、ポール・ラッド、ニーナ・ドブレフ、ケイト・ウォルシュ、ディラン・マクダーモット、ジョーン・キューザック、メラニー・リンスキー、ジュリア・ガーナー
★★★★★ 落ち込んだ時に。
ウォールフラワーとはダンスパーティーなどで相手がいない人のことを指す言葉。それを象徴するシーンがアメリカらしく何度も出てくる。作家志望の主人公は人を深く洞察しつづけ複雑な人間模様を見つめ続ける形で物語は進んでいく。自分に対して自問自答を繰り返し、トラウマに立ち向かいながら、過去のこととして前向きに未来を見ようとする。それを助ける主要な人物達も皆幸せなように見えながら辛い過去を持っていて、それを主人公とお互いに感じ合う中で、主人公の成長が描かれる。過剰な演出はなく、ハリウッド的でもないがフランス映画的でもなく、ごく自然な気持ちで見れる。自分のアイデンティティについて悩む時期が焦点となっているが、その問題は自問自答をする人にはいつまでもついてまわる問題で、自分自身にも心当たりのある心情が描かれているように感じ、心が洗われるような気持ちになれた。
★★★★★ 学生時代に観たら号泣してたと思う
スクールカーストの最底辺にいるチャーリーが高校デビューをするも、やはり最底辺で最悪の高校生活。三年間耐えればいいと日々を繰り返すチャーリーの前に、カーストのどこにも属さないような魅力的な兄妹が現れますす。この義理の兄妹のパトリックとサムが本当に素敵で、チャーリーがほんの少しの勇気をだして近付くと、その手を引っ張って自分たちの世界へ連れ出してくれます。皆それぞれに心の奥に葛藤やトラウマを抱えながら、それでも未来を見つめ、刹那的な10代を生きる。色んな音楽や色んな言葉が心の琴線に触れて、エンディングであの曲が流れ出すと言葉に表せない涙が流れました。あの16~17歳の頃の独特の胸のチリチリした痛みって何なんだろうね。もう二度鑑賞しましたが、また観たい大好きな映画です。『ロッキー・ホラー・ショー』を知ってるとより楽しめるシーンも多いです。最後に。この作品でエズラ・ミラーという唯一無二の美少年を知れて良かったです。エマ・ワトソンを凌ぐ美しさです。観ながらずっとパトリックに言いたかった!「貴方ならあんなアメフト野郎捨てても、大学でもっといい男出来るに決まってんじゃん!」
★★★★☆ 良質な青春映画です
色々な問題を抱える若者を、1人の静かな主人公を中心にまとめ上げた映画です。小さな勇気を振り絞って声をかけ、その瞬間から青春時代のかけがえのない友人と時間を手に入れます。若者の苦悩や焦燥感を感じつつも、最後には希望を感じられました。時間のある時に、静かに集中してみて欲しい映画です。
★★★★☆ なんてない話
だけど最初から心奪われて最後まで一気にみてしまった。青春映画は多々あれどこんなに見入ってしまったのは初めてかもしれない。アメリカの青春時代よりも日本チックだなぁと感じました。
★★☆☆☆ はじめからキラキラしてないのが青春
中学や高校に入ってすぐ、自分の居場所はないと感じる人は少なくないと思います。そんな中で、いつしか自分に合った仲間を見つけられたら本当にハッピーです。はじめからキラキラしてないのが青春なのだと改めて感じました。音楽は好みです。あとサムを演じていたエマ・ワトソンに好感持てました。でも全体的に暗いです。チャーリーのトラウマがよみがえる部分は、作品には不可欠なのだとわかることはわかるのですが、もう少し違う新しい表現があったらなーと思いました。
作品の詳細
作品名:ウォールフラワー |
原作名:The Perks of Being a Wallflower |
監督:スティーブン・チョボスキー |
脚本:スティーブン・チョボスキー |
原作:スティーブン・チョボスキー『ウォールフラワー』 |
製作:ジョン・マルコヴィッチ |
公開:アメリカ 2012年9月21日、日本 2013年11月 |
上映時間:103分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1300万ドル |
興行収入:3300万ドル |
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