息子を殺されたFBIの父親と、犯人のテロリストが憎むべき互いの顔を取り替え、果てしなき死闘を繰り広げるバイオレンス活劇
ストーリー:FBI捜査官アーチャー(ジョン・トラボルタ)はテロリストのトロイ(ニコラス・ケイジ)を激闘の末に逮捕するが、彼は植物状態になってしまう。しかも、トロイが直前に強大な威力の爆弾を仕掛けていたことが発覚。他に爆弾の場所を知るのは、獄中にいるトロイの弟ポラックスただ1人。兄以外は信用しないポラックスから爆弾の場所を聞き出すため、アーチャーに指令が下る。それはトロイの顔を移植し刑務所に潜入させ、ポラックスから爆弾の場所を聞き出すという指令だった・・・。
出演:ジョン・トラボルタ、ニコラス・ケイジ、ジョアン・アレン、アレッサンドロ・ニヴォラ、ジーナ・ガーション、ドミニク・スウェイン、CCH・パウンダー、コルム・フィオール、マーガレット・チョー、トーマス・ジェーン
★★★★★ 2大名優の共演
本作品は映画館で最初に鑑賞したが、久しぶりに見たくなり、DVD版を購入。爽快感ある銃撃戦と特に刑事と犯人の顔を入れ替わっての意外なストーリー展開、1度見たものに再度、金を払っても惜しくない内容であった。
★★★★★ 観ないと損する1本
奇跡的な成功例の1つです。また、ジョン・ウー監督ハリウッド最高傑作です。有り得ないと思える設定が、ウーの映像魔術と、トラボルタ&ケイジの強烈個性と、マイケルダグラスのシリアス指揮力と、ジョン・パウエルのこれ以上ないサウンドによって、観客を圧倒的なパワーで引き込んでしまいます。書評によれば、本作は公開時、ハリウッド映画関係者に衝撃を与えたそうです。それは、本作がそれまでに存在したことが無い、見たことが無い、映画だったからだそうです。そういう自分も、前評判通りの衝撃を受け、ポスターまで買い、ジョン・パウエルのスコアまで買いました。細かい突っ込み所は、ところどころに見受けられますが、それを吹き飛ばすエネルギーを持つ映画です。この映画をきっかけにメジャーとなってしまった、ウー監督の以降の作品は、言わずもがな、すっかり情熱が失われてしまっています。ちなみに、前監督作の、『ブロークン・アロー』も傑作です。やはり、苦労しながら、追い詰められた状況で発揮された集中力と情熱が、いいものを生み出すのでしょう。何事も、総てが充分に揃っていて、何一つ不足が無い状況では、素晴らしいものは誕生しない。創造力とは不思議なものです。
★★★★★ 究極これがアクション映画だ!
ジョン・ウー監督のハリウッド進出作品。その後ウー監督はハリウッドでいくつか作品を手がけていますが、正直自分的にはこの作品以上のものは出ていないと思います。それ程素晴らしい出来です。冒頭の空港滑走路でのシーンは度肝を抜かれ、中盤の突入・銃撃戦シーンには圧倒されます(こんな迫力・リアルな銃撃シーンは見たことがないっ、ウー監督の面目躍如ですね)、そして圧巻は最後のパワーボートでの追跡シーン、スタント・アクションの限界でしょう。細かな表現のカットが盛り込まれているからよくぞここまで出来たなぁと息つく暇もなく手に汗握ってしまいます。ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの演技も秀悦、それぞれを憎めない、どっちが本当の性格だったけ?と錯覚させるに足りる素晴らしい演技です。音楽もいいです。是非まだの方は観てみて下さい。
★★★★☆ 細かいことは気にしない
実際に、こんなことが可能なのかなど気にしない。所詮は作り話なのだから。で、結局はどうだったのかというと、痛快でおもしろい。
★★★★☆ 2度おいしい
ジョン・トラボルタ、ニコラス・ケイジ、共に個性の強い役者です。ストーリーのはじめに、そんな2人の役どころが強く焼きつけられてしまいます。なのに顔が交換されると同時に、外見と中身が完全に入れ替わってしまいます。「ありふれた一人二役」とは全く異なるため、見るものにとっては2度おいしい作品です。ジョン・ウーのアクションですからそちらのほうも思い切り堪能させてもらえます。痛快そのもの。両方の意味でこの作品はものすごくおいしい作品です。
作品の詳細
作品名:フェイス/オフ |
原作名:Face/Off |
監督:ジョン・ウー |
脚本:マイク・ワーブ、マイケル・コリアリー |
製作総指揮:マイケル・ダグラス |
公開:アメリカ 1997年6月27日、日本 1998年2月28日 |
上映時間:138分 |
制作国:アメリカ |
製作費:8000万ドル |
興行収入:2億4500万ドル |
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