スリラー

エグザム

たった1つの雇用枠を賭け、国籍も年齢も異なる8人のスペシャリスト達が、時に協力し合い、時に出し抜き、閉ざされた密室で80分間の難関な就職試験に挑むバトルをリアルタイムで描いた作品

試験のルールは3つ
①試験監督、または入口に立つ警備員に話しかけてはならない。
②試験用紙を破損してはならない。
③部屋から出てはならない。

試験監督はカウントダウン用の時計を作動させ部屋を去る。しかし、受験者たちが問題に取り掛かろうと用紙を裏返すと…試験用紙は“白紙”。我慢しきれない一人の受験者が用紙に誤った答えを書いた瞬間、警備員に部屋の外に連れ出されてしまう。その姿を見た一人がルールを思い出し、他の受験者に「質問を見つけるまで協力しよう」と持ちかけるが…。勝ち残るため、時に手を組み、裏切り、騙し合う受験者たち!果たして、正しい質問と答えを見つけ出し、合格すると死ぬまでの生活が保障されるほどの好条件の仕事を手にすることが出来るのは誰なのか?

出演:ルーク・マブリー、ジェンマ・チャン、ジミ・ミストリー、ジョン・ロイド・フィリンガム、チュク・イウジ、ナタリー・コックス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 巧妙。

人間心理を巧妙についた作品。ストーリーはうまくつくっているようだが、タネあかしは単純。1つの答えは初めからあり、答えがわからないように作られた映画。なので、最後までみないと絶対に答えはわからない。パッケージには伏線やネタあかしはなし。詐欺師の王道パターン。そして今日の情報社会ではこういったレビューや、ツイッターなどでこの作品の評価がされる。で、好奇心をもった人はレンタルなり、購入なりの行動を起こす。これを書いている自分も利用されているだけに過ぎない。映画をダイレクトにビジネスとして考えた作品。それをふまえた上で、人を欺く、知能をつかって人に刺激を与える方法をシンプルでスタイリッシュに描いたこの作品に刺激を受けました。うまいですね。

★★★★☆ 金をかけなくても面白い映画ができる見本のような映画。

内容は、一流製薬会社の採用試験の予選を勝ち残った男4人と女4人が最終試験会場に集められます。そこには机と椅子が人数分あり、机の上には一枚の白紙の紙が置かれているだけでした・・・。CGが無いのはおろか、今時ここまで金のかかってない映画があるのかというくらい金がかかっていませんが、狭い会場で男女たちが互いに協力(?)し合いながら、制限時間80分の中で、白紙の紙をああでもないこうでもないと試し、経営陣の意図する質問と答えを探しているうちに、段々攻撃的になっていくというものです。そして、その過程が実に巧みに仕上がっていて、最後まで退屈せずに楽しめました。金をかけなくても十分面白い映画が作れるという見本のような映画です。キューブとかの雰囲気が好きな人におすすめです。

★★★☆☆ 緊迫

緊迫感はある。いったいどうなるのだ!?という思いで、話にグイグイ引き込まれる。が、待ちに待った結末が・・・。確かにそうだな、とは思えるものの、捻りに感心することはできませんでした。

★★☆☆☆ オチにがっかり

こういうシチュエーションスリラー系は、やはりオチにかかっていると思います。これまでの理不尽な状況に対して、ラストで視聴者をどれだけ納得させる事が出来るか。この映画は「質問はいったい何なのか」という謎をラストまで引っ張ります。見る方も質問の内容が気になり、画面にくぎ付けになるのですが…。ラストで謎が解明されると「ええ〜、くだらねぇぇ」と思わず言ってしまうようなしょうもないオチ。小学生の時に「この問題は簡単です。答えは凄く簡単です」というひっかけ問題をやりましたが、そういうレベルでした。

作品の詳細

作品名:エグザム
原作名:Exam
監督:スチュアート・ヘイゼルダイン
脚本:スチュアート・ヘイゼルダイン
公開:イギリス 2010年1月8日、日本 2010年7月17日
上映時間:101分
制作国:イギリス
製作費:60万ドル
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