ホラー

フッテージ

『エミリー・ローズ』のスコット・デリクソン監督が『デイブレイカー』のイーサン・ホーク主演で描くホラー

ストーリー:ノンフィクション作家のエリソン(イーサン・ホーク)は、一家首吊り殺人事件をテーマにした新作執筆のため、事件現場となったその家に、妻と2人の子供を連れて引越してきた。そして屋根裏部屋で古びた映写機と5本の8mmフィルムを発見する。
それら【フッテージ】には、その家で起こった首吊り殺人に加え、時代も場所も異なる溺殺、焼殺、刺殺、轢殺された家族たちの凄惨な殺害現場が写されていた。一体誰が、何のために? それぞれの映像に写り込んでいた不気味な仮面の男と、血しぶきで描かれた記号の意味は? 事件の謎にとりつかれたエリソンの前に、半世紀にわたる邪悪な〈呪い〉が、遂にその正体を現わす。

出演:イーサン・ホーク、ジュリエット・ライランス、フレッド・ダルトン・トンプソン、ジェームズ・ランソン、クレア・フォーリー、マイケル・ホール・ダダリオ、ヴィンセント・ドノフリオ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 良い意味で期待を裏切られた。

正直ホラー作品として期待していなかったので、良い意味で期待を裏切られました。 まあ 定番の《急に何かが出てきたり 突然大きな音がしたり》といった演出でしたが、観ている間は 作品の世界に引き込まれていたので 全然気にならなかった。 それなりに怖かったですよ。

★★★★★ 点と点が繋がって・・・・

屋根裏の8mmを観ていき、その謎をたどっていくと、線になって・・・怖さがじわじわとくる感じが良いですね。ラストも何とも言えないエグさがあって、ハロウィン向きの作品です。

★★★★★ これは怖い。ラストもよい。

序盤は、昔の遊園地にあった「お化け屋敷」っぽい演出なのだが、恐怖度がどんどん加速していく展開はお見事だと思った。全体的に静かで、グロテスクなシーンや描写は殆ど無いのにこの怖さ。心理的な恐怖をじわじわと煽る演出が素晴らしい。描かれる心霊現象がリアルなのも怖い。サスペンス的な要素も兼ね備えたオカルトホラー。謎解きのおもしろさとリアルなオカルトがうまく噛み合っている。難を言えば、ハッキリクッキリな幽霊はせっかくの怖さをぶち壊す事が多いし、特にこの種のホラーは、せめて透け透け幽霊にとどめて欲しかった。だが、ラストで一気に解明される謎の恐ろしさと悲惨な結末は甘くなくリアル。ストーリーの破綻も無い。個人的には好みのホラーで、予想より怖くて楽しめたので満足。

★★★★☆ ネタバレなしで見た方が良い作品

良い意味で展開に裏切られた。えっ?そっち?と展開に驚いたので、ホラー映画として楽しむためにはネタバレを見ないで、この映画を見ることをオススメしたい。サスペンス風味がなかなか心地良い。魅力的だった登場人物が2に出るということで次作も楽しみだ。描写としてはもっとエゲツなくできただろうに若干控えめである。その点で悩み☆4とした。フッテージとは意味はなんだ?と思った方は、パッケージにヒントがある。

★★★☆☆ 作り方はとても良かったと思う。

最初の引っ越して来たところのシーン。警官と夫婦そして壁に絵を描く女の子と父親の会話など、導入部からとても端的にこの物語の背景となる状況が説明されていて、とてもスマート。期待に胸が膨らみました。8mmフィルムには残虐なカットもありましたが、あえてそれをボカし驚愕して顔をそらすイーサン・ホークの横顔にピントを合わせるなど、うまいなあと思いました。そうする事で余計に想像を掻き立て、恐怖を煽っています。いい演出ではないでしょうか。後半、事態が進展していくくだりは冷静に観ていられました。と、安心したのもつかの間ビックリ椅子から飛び跳ねてしまいました(笑)。子どもたちが学校で問題を起こしたシーンなどはあった方が良かったかと。子どもたちが霊に影響を受けてどんな精神状態になっているのかイマイチ掴めなかったのです。BDが出ないかな。

作品の詳細

作品名:フッテージ
原作名:Sinister
監督:スコット・デリクソン
脚本:スコット・デリクソン、C・ロバート・カーギル
公開:アメリカ 2012年10月12日、日本 2013年5月11日
上映時間:110分
制作国:アメリカ
製作費:3000万ドル
興行収入:4800万ドル
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