ドラマ

ウインド・トーカーズ

第二次大戦、日本軍との激しい闘いが続く中、この闘いの要となった暗号の死守に奮闘する男たちの熱き友情と葛藤を描いた戦争アクション!

第二次世界大戦中”ウインド・トーカーズ”と呼ばれるナバホ族の兵士たちがいた。ナバホ族、それは誇り高きアメリカ先住民族。白人に虐げられ、悲劇の歴史をつづってきた彼らは、それでもなお、独自の文化を守ってきた。その文化の特徴の一つが文字を持たないこと。それは、通信兵としてまさに最適だった。なぜなら、アメリカ軍の暗号をことごとく解読してしまう日本軍であっても、ナバホ族の通信兵同士の会話は傍受できても、理解することは不可能だったからだ。ナバホ族の言葉自体が、暗号となったのである。

ストーリー:1944年5月15日、アメリカ軍は西太平洋の要であるマリアナ諸島のサイパン島に上陸する。この2ヶ月にも及ぶ激しい戦闘の極限状況化で、ひとりの海兵隊兵士とナバホ族の通信兵は出会った。各隊に配属されたナバホ族の通信兵には、戦場での安全を確保するため、各々に一人ずつ海兵隊精鋭の護衛がつけられたのだ。護衛の任務はただひとつ。暗号の秘密を守ること。それには、ナバホ族の兵士が”生きて”日本軍の手に渡るのを、いかなる犠牲を払ってでも阻止しなければならない極秘指令も含まれていた・・・。

出演:ニコラス・ケイジ、アダム・ビーチ、クリスチャン・スレーター、ピーター・ストーメア、ノア・エメリッヒ、マーク・ラファロ、マーティン・ヘンダーソン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 評価が低いのはなぜ?

私は大好きなんですが何故か評価が低いんですよね?あっという間に見終えるくらい面白いと思います。

★★★★★ 命の尊さを考えさせられる

サイパン戦線というから太平洋戦争末期のことでしょう。暗号の傍受というのは戦争当事国はどこでもやっていたことですが,本当のところは日本の情報が漏れることのほうが多かったのではないでしょうか。ま、それはそれとして,アメリカ先住民の言葉を暗号に使い,暗号の秘密を守るためには人間の命はどうなってもかまわないなんて,戦争はやはり狂気の沙汰ですね。しかしドラマの中では,共に戦っている人間の命が最優先されていますのでホッとしました。考えさせられる戦争映画です。

★★★☆☆ アクションは、派手ならいいって物じゃない

暗号通信兵として活躍した先住民族ナバホ族という、なかなか興味深い題材。それを、護衛する何か影のある軍曹、戦友の友情といろいろ描かれていますが、どれも中手半端で、印象がうすい。その原因は、おそらくオーバーでくどすぎるアクションシーンのせいである。もったいない。ただ日本軍がいままでの映画では、お目にかかれないほど、多くでてくるしそれらの装備や、武器類も良く、おまけに、なかなか良いできの日本軍戦車がでてくるはで、あくまでアクション映画として割り切って観ればそれなりに楽しめるのでは・・・。

★★★☆☆ コードトーカーにスポットを当てた作品。

今まであまり語られなかったコードトーカーにスポットを当てたニッチな作品。その職責を上手に紹介しているが、作品としては“あるある“展開に終始する。任務に忠実過ぎたために、部下を全て失い心身に大きな傷を抱える上官。初めての軍隊という組織、また気難しい上官に戸惑う新兵。二人がぶつかり合い様々な試練を乗り越えながら、任務を遂行していく様子を描く。本当に映画の教科書通りに作ったという作品。なおニコラス・ケイジ主演作品でよくある、激しく軋むほどのベッドシーンは今作では見られないのが意外。

作品の詳細

作品名:ウインド・トーカーズ
原作名:Windtalkers
監督:ジョン・ウー
脚本:ジョン・ライス、ジョー・バッター
公開:アメリカ 2002年6月14日、日本 2002年8月24日
上映時間:134分
制作国:アメリカ
製作費:1億1500万ドル
興行収入:7700万ドル
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