ドラマ

炎のメモリアル

レスキューに命を捧げる消防士たちの人生を描き、全米を熱い涙で包んだ感動大作!

9.11同時多発テロの現場で英雄的な活躍を繰り広げた消防士たち。彼らに心からのリスペクトを捧げたい。そんな純粋な思いから、1本の傑作映画が誕生した。2004年10月1日の公開と同時に、全米中を熱い涙で包んだ『炎のメモリアル』。仕事を愛し、仲間を愛し、家族を愛した一人の消防士の人生の軌跡を、リアルなまなざしで描いた本作は「人の命を救いたい」という熱い思いを抱いてレスキューに人生を捧げた名もなきヒーローの姿を通して、かけがえのない命の輝きを、全力で生き抜くことの素晴らしさを、力強く讃えた感動のヒューマン大作だ!

ストーリー:ボルティモアの穀物倉庫で大規模な火災が発生した!仲間と共に現場へ駆けつけた消防士のジャック・モリソン(ホアキン・フェニックス)は、爆発の危機をはらんだ建物の中に飛び込み、12階に取り残された生存者の救出に全力を尽くす。「オレから目を離すな、信じるんだ!」。恐怖に脅える生存者を力強く励まし、窓からロープで脱出させるジャック。その直後、背後で爆音が轟き、床の穴に呑み込まれたジャックの身体は、数階下のフロアに投げ出されてしまった。もはや自力での脱出は不可能。仲間の救援を待つ間、ジャックの脳裏には人命救助の熱い志を抱いて消防の仕事に就いた、あの懐かしい日々の思い出が蘇ってくる。

出演:ホアキン・フェニックス、ジョン・トラボルタ、ジャシンダ・バレット、モリス・チェストナット、ロバート・パトリック、ビリー・バーク、バルサザール・ゲティ、ティム・ギニー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 9.11の後だからこそ

9.11の災害で、多くのNY消防員が犠牲となっている。その事を踏まえた上での作品なので、消防隊員を取り扱った“バック・ドラフト”とは描き方に違いがある。この作品では、消防隊員の意義が色濃く描かれており、その困難に立ち向かう姿は、本当に現実味がある。仕事としていかに過酷か、本当に尊い仕事だと再確認させられる。絶対に必要な仕事であり、現場で~~は一切手を抜く事が許されない仕事である。また、その仕事、消防隊員を取り巻く環境、家族の思いも良く描かれていて、9.11で犠牲となった家族を思わずにはいられない。だからこの映画は、娯楽映画ではなく、忘れてはならない思いを表現していると感じる。最後のトラボルタのスピーチが、本当に胸に染み渡り涙が溢れてくる。ご覧になっていない方は、是~~非1度観て下さい。大変良い映画だと推薦します。

★★★★★ 死を悼むよりも生き方を讃えたい。

久々に大感動できた映画でした。素晴らしいの一言に尽きますね。自らの生命を危険にさらしながら、人々を救出する消防士の方々に、心から敬意を表したい。誰にでもできることではありません。固い信念と覚悟、生命の尊さを理解しているからこそ、灼熱地獄の中に飛び込んで行けるのです。今もどこかで懸命に働いておられる、勇気ある消防士に感謝します。そして米同時多発テロ(9.11)をはじめ、殉職した世界中の沢山の消防士に深い哀悼の念を表します。今作のラストで消防隊長(ジョン・トラボルタ)が言った「死を悼むよりも生き方を讃えたい」という言葉。まさにその通りだと思います。

★★★★★ 涙、涙

この映画は号泣覚悟で見て頂きたい。現実と過去を思い出すシーンが入り乱れて一見、見づらいようにも感じますが、そんなことはありません。普通の青年が恋をして、結婚して、家庭を築いていくさまは、みな共感できるところばかりです。ただ彼は、命を懸ける消防士であったために、そのことで幾度となく妻とぶつかり、そして悩みつきすすんでいく。
死と隣り合わせの消防活動。いつ、自分にも訪れるかわからないといった恐怖。そういった思いをうまく表現してくれているホアキン・フェニックス、最高です。ジョン・トラボルタもしびれるような素晴らしい上司役で、この作品を盛り上げてくれています。生きるとは?死とは?といったことを考える機会をくれる映画です。

★★★★☆ 真摯なドラマです。お勧めできます。

消防士が人を救うために自分の命を賭して炎の中に飛び込んでいく。仕事だから当たり前と言ってしまえばおしまいなのだが、これだけの感動作にしてしまうのは やはり脚本のうまさと俳優陣の抜群の演技のおかげではないだろうか。主人公ジャックを演じるホアキン・フェニックスをはじめて見たのは『グラディエーター』でのコモデュス皇帝役、神経質そうな顔立ちが印象的で、一風変わった役をこなしていくんだろうな、と思ったのを覚えている。この映画では家庭を持ち、妻と子供達を愛し、仕事に全力を尽くす善良な男を丁寧に演じている。ジョニー・キャッシュを演じた新作と合わせて、今後が非常に楽しみな俳優だと思う。ジョン・トラボルタは、いわゆる制服モノが多くて、下手をするとタイプキャストに陥りそうな感じがするが、それでもリーダー役を演じると抜群の存在感があり、本当にうまいと思う。驚いたのは くたびれた中年の同僚消防士レニー役を演じたロバート・パトリック。ターミネーター2で無機質かつ無敵のロボット(T−1000)を巧みに演じていたが、その後はXファイルのモルダー捜査官の後釜役とか スパイキッズ(!)に出たりとか、あんまりぱっとしなかったが、ここにきて脇役としてのうまさが出せるいい俳優になった気がする。

作品の詳細

作品名:炎のメモリアル
原作名:Ladder 49
監督:ジェイ・ラッセル
脚本:ルイス・コリック
公開:アメリカ 2004年10月1日、日本 2005年5月21日
上映時間:115分
制作国:アメリカ
製作費:6000万ドル
興行収入:7400万ドル
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