アクション

ボーン・レガシー

新たなるシリーズの幕開け〈ボーン〉3部作の裏側には「同時進行」する極秘計画が存在した!!

ストーリー:CIAの極秘プログラム“トレッドストーン計画”によって生み出された最強の暗殺者、ジェイソン・ボーンが、ロンドンで新聞記者に接触しようとしていた頃。ボーンと内部調査局のパメラ・ランディ(ジョアン・アレン)の告発によって計画が明るみに出ることを恐れたCIA本部では、国家調査研究所のリック・バイヤー(エドワード・ノートン)が証拠隠滅のために全プログラムの抹消を命じる。一方、アラスカのCIA訓練地では、“アウトカム計画”によって生み出された暗殺者、アーロン・クロス(ジェレミー・レナー)が訓練を積んでいた・・・。

出演:ジェレミー・レナー、レイチェル・ワイズ、エドワード・ノートン、ジョアン・アレン、デヴィッド・ストラザーン、スコット・グレン、オスカー・アイザック、ジェリコ・イヴァネク、ドナ・マーフィ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ スピンオフとは思えない出来の良さ

本編のジェイソン・ボーンを生み出した「トレッドストーン計画」とは別の「アウトカム計画」によって養成された工作員、アーロン・クロスの物語。要所要所でボーン・アルティメイタムとの関連が描写され、パメラ・ランディ、ノア・ボーゼン局長、エズラ・クレイマーCIA長官などなど、関連キャラクターが多数登場。ストーリーは決してスピンオフに留まらない広がりを見せます。ボーンとの共演はありませんがシリーズの一つとしては一見の価値有りだと思います。

★★★★★ なかなかの秀作

マット・デイモンのシリーズではないので、あまり観る気がしなかったのですが、観てみて楽しめました。ジェレミー・レナーは役の幅が広いですね。後半のバイクアクションは圧巻です。しかし、この手の映画ばかり観ていると、武装した暗殺集団に襲撃される「夢」でうなされることがあります(笑)。

★★★★☆ シリーズのスパイスに。

ボーン・アルティメイタムから、ジェイソン・ボーンへのつなぎとして、シリーズに深みを与えてくれる作品。ボーンでてこないじゃん!!と、がっかりするかもしれませんが、ちょっと待ってください。シリーズ全作品を繰り返し観ると、
ボーンが強すぎて、ピンチを製作者の都合のように感じはじめます。二作目から、素手で戦うようになりますからね。ケンシロウかオマエはと、CIAの言いがかりのような殺人理由とともに、少しうんざりしかけたところで、容赦ない戦闘をする、このオマケのような作品が、とてもいい味変になるのですよ。全部で5作もありますからね。特典ディスクなども観ていると、ちょうどスパイスが欲しくなるところです。このシリーズが好きな人ほど、この作品には抵抗がありそうですが、好きすぎて観すぎている人には、これは、オススメできます。殺人マシーンを、何パターン作っては失敗しとるのだと、CIAのムダな金と人の使い方に、ぜひこの作品を観て、あきれてください。

★★★☆☆ ボーン・シリーズとしては作って欲しくなかった

この作品は劇場公開時に見送った記憶がある。『アルティメイタム』までの三部作がほんとうに傑作だったから、よけいなものを付け加えられてしまうような気がして、あえて避けたのである。今回観て、それほど出来はひどくないと思った。この作品のパターンを踏襲しているし、それなりに楽しめる。舞台がアジアなのは、それまでのシリーズが主にヨーロッパで展開してきたから、趣向を変えたのだろう。カーチェイスもアクションも迫力がある。しかし、全体的にスケールダウンしている感は否めない。前振りが長く、エンジンがかかるのが遅い。主人公と博士の逃亡劇がはじまってからおもしろくなるが、ふたりの関係はたいして発展しないし、敵役となるスパイは登場が遅く、出番が少なく、しかも弱い。単体として観て損したとは思わなかったが、やはりボーン・シリーズとしては作って欲しくなかったという気がする。

作品の詳細

作品名:ボーン・レガシー
原作名:The Bourne Legacy
監督:トニー・ギルロイ
脚本:トニー・ギルロイ、ダン・ギルロイ
公開:アメリカ:2012年8月10日、日本:2012年9月28日
上映時間:135分
制作国:アメリカ
製作費:1億2500万ドル
興行収入:2億7600万ドル
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