”地球崩壊”のシナリオは南極で序章を向かえる
ストーリー:気候学者のジャックは、調査中に大規模な氷棚のひび割れに遭遇する。それは、地球温暖化により、海水の温度が上昇している証拠であった。異常を察知したジャックは副大統領に大規模な避難を進言するが、一笑に付される。だが、地球は確実に崩壊への道を辿っていた。ニューヨークは津波により水没。ロサンゼルスでは巨大竜巻が街を襲い、東京ではゴルフボール大の雹が降りしきる。そしてあらゆる物体を瞬時に凍結させるスーパー・フリーズ現象の恐怖が迫る。地球はもはや1万年前の氷河期のような、絶対零度の世界になりつつあった・・・。
出演:デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール、エミー・ロッサム、イアン・ホルム 、セーラ・ウォード、ダッシュ・ミホク、ネスター・セラーノ、オースティン・ニコルズ
★★★★★ 災害パニック映画の傑作
地球温暖化が進み、氷河期が訪れるという、実際に起こるかもしれないストーリーで、色々考えさせられる内容になっていて面白かったです。他の災害映画は、主人公が知恵を出すなどして克服するものが多いですが、この映画は、ただ嵐が過ぎるのを待って耐えるしかないというのが、リアルだと感じて良かったです。そしてそんな状況の中、NYに取り残された息子を助けに行こうとする主人公の親子愛や、最初は主人公の意見に耳を貸さなかった副大統領が、なんとか事態に対処しようとするなど、人間ドラマ部分も面白くて何回観ても飽きません。極寒の中、素手で金属製の手すりに触るなど、ちょっと細かい部分に気になるところがありますが、温暖化が進行している現在、かなり考えさせられる映画で面白いのでおすすめです。
★★★★☆ あり得ない話ではない
すぐではないにしても、いずれ訪れるであろう異常気象による地球崩壊の危機。自然に対して無力であることを再認識する映画です。津波のシーンは東日本大震災を想い出してしまいます。実際のあの静かなる津波の怖さ(水量の怖さ)の映像とは違って、かなりハリウッド的な津波ですが。。。文明の進歩と引き換えにしてきた自然破壊のツケが徐々に出始めているような最近の異常気象。発展だけを是とする社会でなく、登山と同じように退却する勇気をそろそろ持つ時期に来ているのかも知れません。色々考えさせられる良い映画だと思います。
作品の詳細
作品名:デイ・アフター・トゥモロー |
原作名:The Day After Tomorrow |
監督:ローランド・エメリッヒ |
脚本:ローランド・エメリッヒ、ジェフリー・ナックマノフ |
脚本:ローランド・エメリッヒ |
公開:アメリカ:2004年5月24日、日本:2004年6月5日 |
上映時間:124分 |
制作国:アメリカ |
制作費:1億2500万ドル |
興行収入:5億4400万ドル |
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