夫と愛人・・・私が愛した男たちが、私を殺そうとしている。ヒッチコックの名作『ダイヤルMを廻せ』を完全リメイク
ストーリー:大物実業家スティーブン(マイケル・ダグラス)は、妻エミリー(グウィネス・パルトロウ)の浮気に気付く。相手の男デイビッド(ヴィゴ・モーテンセン)の身辺を探った彼は、男が実は常習犯罪者であることを突き止め、取り引きを申し出る。実は破産寸前に陥っているスティーブンは、資産家の娘であるエミリーの財産を手に入れるため、デイビッドに妻の殺害を依頼したのだ。実行日の夜、アリバイ作りで外出したスティーブンは、携帯電話で家の様子をモニターし、妻の叫び声に完全犯罪の成立を確信するが・・・。
出演:マイケル・ダグラス、グウィネス・パルトロウ、ヴィゴ・モーテンセン、デヴィッド・スーシェ、サリタ・チョウドリー、マイケル・P・モラン、ノベラ・ネルソン、コンスタンス・タワーズ、ウィル・ライマン、メイブ・マグワイア
★★★★★ かなりの名作サスペンス
正直、先の展開がまったく読めない。妻の浮気から始まり、まさかの殺しの依頼。そして見知らぬ犯人。予期せぬ展開の連続で映画にのめり込む。脅迫、殺人、最後の展開、どれをとっても優秀なサスペンス映画。
★★★★☆ お得です
夫に不満なキャリアウーマンの不倫、会社を立て直すために妻の財産を狙う夫、不倫の相手は前科持ちで今も手配中の詐欺師。初めて見ると、なかなかのサスペンスで、結構楽しめます。ジゴロなヴィゴ様も素敵ですが、カモだった筈の女が自分と約束した食事に来られずに、夫といるところを見て、嫉妬に苛まれながら絵を仕上げていくシーンはデイヴィッドの怒りや苦しみが直に伝わってきます。 この映画で使われている絵画がV.モーテンセン自身の作品だということは今更の話題ですが、手持ちの作品集の中から劇中の絵を見つけるのもなかなか楽しいものですヨ。
★★★☆☆ 家庭内ストーカー
マイケル・ダグラス演じるスティーブンが、家庭内ストーカーと呼ぶにふさわしい男で、そこは自分の立場に置き換えると怖かった。愛人をつくる妻も悪いし、金のために女を殺そうとする男も悪い。この映画の中心人物には善人など一人もいない。だからこそ、人間の内面の毒の部分を見せ付けられる感がある。ビィゴ演じるデイヴィッドの描く絵はすごいけど、攻撃的で、デイヴィッドの内面がよく現れている。…確か作品の絵はビィゴ本人が描いたような気が・・・。
作品の詳細
作品名:ダイヤルⅯ |
原作名:A Perfect Murder |
監督:アンドリュー・デイヴィス |
脚本:パトリック・スミス・ケリー |
公開:アメリカ:1998年6月5日、日本:1998年10月24日 |
上映時間:108分 |
制作国:アメリカ |
製作費:6000万ドル |
興行収入:1億2800万ドル |
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