ドラマ

タイタンズを忘れない

若者たちはそれを”友情”と呼んだ、大人たちはそれを”奇跡”と呼んだ。

ストーリー:公民権運動によって人種の壁が取り払われようとしていた1971年のアメリカ。ヴァージニア州の保守的な田舎町でも、白人の高校と黒人の高校が統合され、人々の猛反発の中、フットボールチーム『タイタンズ』も統合される。黒人のヘッド・コーチのブーン(デンゼル・ワシントン)を迎え、彼の厳しい指導の下、次第に選手たちは理由もなくお互いを憎みあうことの愚かさに気づいていく。やがてチームは連戦連勝の快進撃をつづけ、町の人々もいつしか心からタイタンズにエールを送っていた。だが、大事な決勝戦を目前にした夜、誰もが予期しなかった出来事が起ころうとしていた・・・。

出演:デンゼル・ワシントン、ウィル・パットン、ウッド・ハリス、ヘイデン・パネッティーア、ニコール・アリ・パーカー、ケイト・ボスワース、ライアン・ゴズリング

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 初めて買ったDVD

最初は何気なく借りて暇つぶし感覚で見始めて・・・。どんどん引き込まれていく。気付いたら涙が止まらない。何度も見たくなって初めてDVDを買った思い出深い作品。この映画をみてからデンゼル・ワシントンの大ファンにもなったし、映画好きにもなった。自分にとって始まりの映画。

★★★★★ 若きライアン・ゴズリング

内容はもう説明の必要がないほど語られています 若き日のライアン・ゴズリングを見られるという点では興味深い作品です 役どころは白人だけどソウル・ミュージックが好きで黒人といち早く仲良しになっていくという白人黒人の間のアイスブレイカーです。リズムに合わせて体を動かして茶目っ気のある表情で歌うシーンは愛すべきシーンだと思います 大人になり、感情をグッと抑えた渋い演技が印象的なライアン・ゴズリングですがこの作品で見せる明るく若々しい演技をぜひあなたの目で確認してみてください。きっとライアン・ゴズリングというアクターをもっと好きになることと思います。

★★★★☆ 実話に基づいた人種差別問題を扱ったスポーツ劇

1971年、アメリカのヴァージニア、そこには白人と黒人との間の人種差別問題が根強く残っていました。本作は、そんな場所を背景に、白人と黒人を統合した学校のフットボールチームの青春を描いた作品です。白人と黒人が一緒のチームでプレーすることは、選手のみならず、コーチ陣や父母達にすら拒否感があります。白人と黒人が自然と別々のバスに乗り込んだり、すぐにいがみ合いになったり、握手することすら拒否するという状況は、人種差別という問題にあまり直面したことのない私達には、大袈裟なくらいにも感じられます。しかし、当時のアメリカは、本当にこのような状況下にあったのでしょう。それを考えると、人間の愚かさを嘆きたくなるとともに、しばらく共に生活するうちに自然と分かり合えるようになる人間性の成長の無限の可能性を感じたりもします。本作はフットボールを題材にしていますが、どちらかというと人種問題に主眼がおかれています。しかし、本作は実話に基づいているのです。この映画内のあらゆる出来事が、本当に起こったことなのだと噛み締めつつ、心して観賞して欲しい作品です。

作品の詳細

作品名:タイタンズを忘れない
原作名:Remember The Titans
監督:ボアズ・イェーキン
脚本:グレゴリー・アレン・ハワード
公開:アメリカ 2000年9月23日、日本 2001年4月28日
上映時間:113分
制作国:アメリカ
製作費:3000万ドル
興行収入:1億3600万ドル
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