スリラー

消されたヘッドライン

暴くのか、逃げるのか。それは、一人の新聞記者が見た、“現代アメリカ最大の闇”

2003年にイギリスBBCテレビで放送された巨大権力と新聞社の闘いを描いた骨太なサスペンスの映画化。

ストーリー:気鋭の国会議員スティーヴン・コリンズ(ベン・アフレック)のもとで働く聡明で美しい女性職員、ソニア・ベーカー(マリア・セイヤー)が出勤途中の地下鉄で突然死亡する。スティーヴンと不倫関係にあったソニアの死は、メディアを大きく騒がせていた。一方、カル(ラッセル・クロウ)たちはドラッグ中毒の黒人少年が、裏通りで何者かに射殺された事件を追っているが、一見何の関係もないと思っていた2つの事件がつながる・・・。

出演:ラッセル・クロウ、ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス、ロビン・ライト、ジェイソン・ベイトマン、ジェフ・ダニエルズ、ヘレン・ミレン、ヴィオラ・デイヴィス、ハリー・J・レニックス、ウェンディ・マッケナ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 俳優陣の演技が光る作品。

最近のハリウッド映画が、CGやVFXを多用した「大作」が多い中、この作品は、派手さはないが俳優陣の演技の素晴らしさで魅せています。ある意味で、少し懐かしいような新鮮さを感じました。ストーリーも大変骨太で飽きることなく見ていられます。また、主演のラッセル・クロウもそうですが、編集長役のヘレン・ミレンの演技が見事!洗練されたベーシックという言葉に尽きると思う。『結末』そのものは、ストーリーの経緯からして少しおざなりな感じがしないでもないが、自分自身が主人公目線【新聞記者】になったつもりになれるストーリー構成がいい。地味なようだが、現場に居合わせているよな臨場感と、次に何が起こるのか少しずつ盛り上げていくような展開が非常に見心地のいい秀逸な作品だと思います。最近の「大作」のスクリーンを少し見疲れた方には是非お勧めの作品。演技/ストーリー/物語構成でジャーナリズムの戦いを荘厳に魅せている映画です。テレビ版もあるようですが、それを知らずに見た僕にとってはこの一本で十分に満足のいく作品です。

★★★★★ 権力に迎合しないことが、マスコミとしての条件です

権力に迎合しないことが、マスコミとしての条件だと思います。映画では最後の方で、国を支配しようと目論む軍事企業に立ち向かう議員個人の過ちを咎めて、議員の政治生命を絶っています。国のために働くことが出来る有能な議員を潰してしまうなんて、マスコミとして本末転倒のように思えてなりません。

★★★★☆ ラッセル・クロウの役作りすごい

見た目を変えてくる役作りは本当にすごい。そう思って見てたけど、そんなにこだわっていたかは不明です。ラストは若干ベタな展開だったけど楽しめました。

★★★★☆ 「社会派サスペンス」好きならオススメ!

豪華俳優陣と緊迫感あるストーリー、そして最後のどんでん返しも中々の破壊力。軍需産業を題材にした作品として、目新しさはありませんが良作です。「社会派サスペンス」のジャンルが好きな方は、十分満足できると思います。オススメ!

★★★☆☆ 盛り上がって…落とされた?

主人公の仕事に対する姿勢や嗅覚、時に大胆に時に慎重にそのパワー、行動力が物語をぐいぐいと引っ張り、見る側も引き込まれて行きます。しかし消化不良?残念で仕方ないのがその終わり方。主人公の記者が追っていた、巨大企業による陰謀はどうなったのか?何かが置き去りにされたような感じが消えない。 兎に角出だしが良かっただけに、何でこうなるの ? な作品。納得いかないのは私だけ ?

作品の詳細

作品名:消されたヘッドライン
原作名:State of Play
監督:ケヴィン・マクドナルド
脚本:マシュー・マイケル・カーナハン、トニー・ギルロイ、ビリー・レイ
公開:アメリカ 2009年4月17日、日本 2009年5月22日
上映時間:127分
制作国:アメリカ、イギリス
製作費:6000万ドル
興行収入:8700万ドル
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