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世界を支配できる”黒い箱”を狙うのは誰だ?頭脳とハイテクを駆使した5人のプロが陰謀に挑む!

ストーリー:マーティン・ビショップ(ロバート・レッドフォード)は、ハイテク機器を駆使して雇われた企業のビルに忍び込み、警備システムの盲点を検証するプロフェッショナル集団のリーダー。実は、学生時代のハッキング行為で指名手配されているが、素性を隠して暮らしている。そんな彼のもとに、ある日、NSA(国家安全保障局)の職員を名乗る男たちが現れる。彼らは、マーティンの犯罪容疑を抹消して多額の報酬を支払う代わりに、天才数学者ジャネックが開発した“黒い箱”を手に入れてほしいと要請する。仕事を引き受けることにしたマーティンと仲間たちは、なんなくその”黒い箱”を盗み出すが、それは、世界中のどんなデータの暗号でも瞬時に解いてしまう暗号解読機だった!やがて彼らは、この仕事に隠されたある陰謀に気づくが・・・。

出演:ロバート・レッドフォード、シドニー・ポワチエ、ダン・エイクロイド、デヴィッド・ストラザーン、メアリー・マクドネル、ベン・キングズレー、ドナル・ローグ、スティーヴン・トボロウスキー、ジェームズ・アール・ジョーンズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 忍び込む奴ら

若者二人がハッキングしている場面から始まるこの映画、当然コンピューター関係の描写は当時のもので、現在の状況しか知らない人には古くさいものに映るのは仕方ありません。しかし内容自体は非常に高い完成度を持つ超一流のサスペンスであり、逆探知のシーンなんかは今観ても手に汗握る筈です。画面を丹念に追わせる緊迫感を持ちながら、これまた一流の俳優たちが絶妙の間で演じるユーモアシーンがたっぷり配合されているという構成の上手さも観賞後の満足感を高めるのに貢献しています。そういったテイストが凝縮されているラストの展開は、後にこの作品を思い出す時に誰もが爽快感とともに記憶するシーンではないでしょうか。アカデミー賞俳優の敵役、切れ者の脇役で時々見かけるデヴィッド・ストラザーン演じる盲目のハッカー、そして超有名な悪役でおなじみのあの声だけで登場したあと、最後には意外な表情も見せるあの人など、印象的な登場人物も多いです。が、仮にレッドフォードを始めとする豪華キャストが無かったとしても、充分サスペンスの傑作になり得たでしょう。あまりに好きな映画はVHS、DVD、BDと規格が変わっても買ってしまいます。この映画もそのひとつです。

★★★★☆ サイバームービー……ではないな

(公開当時としては)目新しい機器を使っている辺りを指して「サイバームービー」と言っているのかもしれませんが、一般にその語感から予想される内容とはほど遠い。要は「お宝」を盗む話なのですが、侵入準備の手作り感覚は、むしろ、TVシリーズのミッション・インポッシブル(「スパイ大作戦」)に近いテイストだと思います。そのため、ハッカー同士の戦いみたいなものは期待できません。もっとも、脇を固めるキャラクターは陰謀論マニア、盲人のハッカーなど曲者ぞろい。出演者陣も豪華。ちょっと軽妙洒脱な泥棒映画として楽しめます。

★★★☆☆ やはり

この作品は豪華なキャスティングで見せる映画。今で言うと「オーシャンズ11」みたいな感じですかね。雰囲気的には違いますが…とはいえ、この作品といえばやはり若くして亡くなったリバー・フェニックスを語らずにはいられないでしょうね。

作品の詳細

作品名:スニーカーズ
原作名:Sneakers
監督:フィル・アルデン・ロビンソン
脚本:フィル・アルデン・ロビンソン、ローレンス・ラスカー、ウォルター・F・パークス
公開:アメリカ 1992年9月9日、日本 1993年2月11日
上映時間:126分
制作国:アメリカ
製作費:3500万ドル
興行収入:1億500万ドル
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