西部劇映画

ダンディー少佐

南北戦争末期を舞台に、アパッチ族を追撃する北軍・南軍混成部隊の戦いを描く西部劇大作

ストーリー:南北戦争末期のニューメキシコ。そこはチャリバ率いるアパッチが、騎兵隊や民間人を襲撃し、虐殺する無法地帯と化していた。そこで北軍の少佐ダンディー(チャールトン・ヘストン)はチャリバ追跡のため、ポッツ(ジェームズ・コバーン)、ライアン(マイケル・アンダーソン・Jr.)らの前科がある男たちとタイリーン大尉(リチャード・ハリス)ら南軍兵士の捕虜との混成部隊を組織し、自ら率いてメキシコ領内に侵入する。だが部隊の前にはアパッチのみならず、メキシコ駐留のフランス軍までもが立ちはだかるのだった・・・。

出演:チャールトン・ヘストン、リチャード・ハリス、ジム・ハットン、ジェームズ・コバーン、マイケル・アンダーソン・Jr.、センタ・バーガー、マリオ・アドルフ、ブロック・ピーターズ、ウォーレン・オーツ、ベン・ジョンソン、L・Q・ジョーンズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 50年以上前の作品なのに、全く色あせないペキンパー会心のウエスタン

1964年製作の映画で、舞台はその100年前。南北戦争のさなかにインディオに部隊を虐殺された北軍部隊が、南軍の捕虜や盗人どもを徴兵して復讐の追跡行を行う。シンプルなストーリーではあるが、そこに部隊内での南軍捕虜、黒人兵とのいがみ合い、南軍を避けながらの行軍、さらには襲ってくるインディオ、メキシコで住民を虐げるフランス駐留軍との争いなどドラマの幅が広い。2時間超のエクステンデット・バージョンで見たせいか、以前見たときに比べてずいぶん長く感じた。中盤のメキシコの祭りやヒロインとの絡みで少し物語が弛緩するのが残念。チャールトン・ヘストン扮する北軍少佐、リチャード・ハリス扮する捕虜北軍の大尉、アウトサイダー的な案内人のジェームズ・コバーン、この三者三様の友情と憎しみがまじりあったドラマがいいし、ペキンパーらしいリアルな戦闘シーン、それも滅びの美学に通じるような迫力は健在。モブシーンも多くかなりお金もかかってて見ごたえがあるし、ウォーレン・オーツ、ベン・ジョンソンのペキンパー組も出ている。まだ、スローの多用もなく、センター・バーガーが強烈な美しさで彩を放っているのもペキンパー作品にしては珍しい。

作品の詳細

作品名:ダンディー少佐
原作名:Major Dundee
監督:サム・ペキンパー
脚本:ハリー・ジュリアン・フィンク
公開:アメリカ 1965年3月15日、日本 1965年4月17日
上映時間:123分
制作国:アメリカ
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