六つの目と四つの銃口にたった一人敢然と立ち向った男!
ストーリー:ササビで一人牧場を営むパット(ランドルフ・スコット)は、種牛を手に入れるため、かつての雇い主のいる町まで行く途中の駅に立ち寄る。そこでは、ハンクと息子のジェフが二人で暮らしていた。ジェフに頼まれたキャンディーは買えたもののパットは自分の馬を賭けての勝負に負け、鞍だけを背負い、牧場までの帰途に着く。途中、鉱山主の行き遅れた娘、ドレッタ(モーリン・オサリヴァン)と結婚したウィラードが仕立てた馬車に乗り込むが、駅にはハンクもジェフの姿もなかった。様子をうかがっていると三人の男が姿を現し、御者を撃ち殺してしまう。アッシャー(リチャード・ブーン)をリーダーとする男たちは、ハンクとジェフを殺して井戸に投げ込み、5時に着く定期便を待ち伏せしていたのだった・・・。
出演:ランドルフ・スコット、リチャード・ブーン、モーリン・オサリヴァン、ヘンリー・シルヴァ、スキップ・ホメイヤー、ジョン・ハバード、アーサー・ハニカット
★★★★★ こってりと楽しめるラナウン・サイクルの1本
とにかく悪役陣が良いです。リチャード・ブーンの親玉の貫録もいいですが、若きヘンリ-・シルヴァが存在感見せています。『決闘コマンチ砦』に比べると、直接の描写は無いものの、人の好い駅舎の男やその幼い息子まで殺して井戸に捨てるとか陰惨さh感じられますが、その場面を観客の想像させる巧い方法です。バット・ベティカー監督はいろいろ小技が効いていて、反撃に転じるまでのプロセスも飽きさせず、見終わった後はすっかりランドルフ・スコット親父のとりこになってしまっています。
作品の詳細
作品名:反撃の銃弾 |
原作名:The Tall T |
監督:バッド・ベティカー |
脚本:バート・ケネディ |
公開:アメリカ 1957年4月1日、日本 1958年2月21日 |
上映時間:78分 |
制作国:アメリカ |
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